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As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

Alfa TCT搭載MiTo試乗


 他の用事があり、雨の中アルファロメオのディーラーへ。帰り際に、そう言えばMiToのオートマチックトランスミッション車って出たんですよね?と敏腕営業部長OKBさんに尋ねると、待ってました!とばかりに、さあさあ試乗車へどうぞってことになった。
 車好きな人以外には全然おもしろくないと思うけど(笑)、マニュアルミッションかオートマチックかという選択は結構大きい。それも、エンジンを回すことに喜びを見出す我々のような人種にとっては。僕の今乗ってる車は、セレスピードっていうミッションで、マニュアルミッションを機械でコントロールするセミオートマチック。エンジンの回転数、アクセル開度など、様々なファクターをコンピューターで計算して、クラッチを繋いでくれる。パドルシフトもできるので、気分はF1ドライバー
 ただ、これの難点は乗りこなすのに結構技術がいること。人間のやることをコンピューターがいかに計算しても、若干のズレが生じる。そのズレを微妙にアクセル開度を調整したりして逆に人間側が合わせてやらないといけないわけ。じゃあ、何のためのオートマチックなの?ってことになるんだけど、アルファロメオの場合よくあること。オートエアコン、雨天感知式ワイパーなど、僕は全部手動で調整してる(笑)。
 前置きが長くなったけど、その弱点を克服するのが今回のAlfa TCTっていうトランスミッション。1,3,5段と2,4,6段で二つのクラッチを持つデュアル式でフォルクスワーゲンのDSGトランスミッションと似た構造。これにD.N.Aシステム(dynamic, normal, all weatherの頭文字、ちょっとこじつけ)っていう制御システムを備える。
 今回試乗したのは1.4リッターのターボエンジン。出力は135ps程度なんだけど、dynamicモードにするとかなり強烈。体感的には出力の大きなクアドリフォリオベルデとほぼ同等。そして、何よりこのTCTがイイ!すごくスムースにギアチェンジできるし、マニュアル的なダイレクト感もある。普通のオートマチック車のようにも運転できるし、その気になったらガンガンシフトチェンジして、エンジンをぶん回しながらコーナリングを楽しむこともできる。
 うーん。来年リリース予定のジュリエッタがかなり楽しみになってきた!久々に欲しい〜っていう気持ちが沸いてきたしね〜