車の話を書く時って、だいたい愛車に異常があってのこと（笑）。まあ、今回は内装部分のちょっとした修理で、たいした年貢はおさめてないけど。
で、ディーラーに行くと、敏腕営業部長OKBさんが待ち構えていて、「ちょっと試乗しませんか？MiToのクアドリフォリオヴェルデがありますよ！」って。クアドリフォリオっていうのは四葉のクローバーのことで、1923年、往年の名レース「タルガフローリオ」で優勝したシボッツィの駆るアルファ1923RLに四つ葉のクローバーが付けられていたことに由来する。アルファロメオのスポーツバージョン車に付けられるエンブレムだ。つまり、MiToの高性能バージョンってわけ。
オリジナルは1.4リッター４気筒ノーマルアスピレーションで155ps。これでも結構な出力のある高性能エンジンだけど、同じ排気量でターボ加給した新エンジンは最高出力170ps、最大トルク25.5kgm。ほぼアルファの2リッター並の出力を絞り出してる。
内装もなかなかよくて、さあアクセルを踏むぞ！って気持ちにさせてくれる。実際、低速トルクは1.4リッターだなあって思うけど、3000回転を超えると強烈にターボ加給され、見る見るうちに回転数が上がっていく。アルファサウンドも健在で車体も小さいからコーナーワークも切れ味がいい。
アルファのエンブレムが型押しされた本革シートが標準装備。う〜ん、なかなかいい。しかし、この後には147の後継車「ジュリエッタ」が出るんだよね〜。Kかなり評判がよさそうで、やっぱりそっちを待たないとね。でも、買い換える資金はないんだけど〜（笑）。
