tetsuyaota.net

the article is randomly updated

Oui! Friends..

As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

関門海峡を封鎖せよ!

 あ〜、今日も日付が変わってしまった・・・
 さて、連日忙しかったのは本日からある学会(山口県下関市にて)のためで。昨晩も半ば午前様になりつつ、今朝は5時半起き。岡山6時48分発の新幹線のぞみに乗って、まずは北九州の小倉へ。というのも、新幹線駅のある新下関はのぞみが停まらない。小倉まで行って、在来線で下関へ引き返す方が便利なわけ。
 しかし、新聞その他の報道でご存じかもしれないけど、山口から九州にかけて記録的な豪雨(避難勧告まで出たらしい)。何も知らずに新幹線の車中で爆睡し小倉に降り立ち、下関行きの在来線に乗り換えたものの、待てど暮らせど発車する気配がない。
 そのうち車内放送で、小倉から門司までの間に土砂崩れがありJR線が不通になっているとのこと。これで一気に眠気が覚めてしまった!その時点で午前8時30分。学会場には9時までに到着する予定で、発表の関係上10時過ぎまでには入らないといけない。とりあえず、新幹線で新下関まで引き返そうと考えてみどりの窓口へ。そしたら、新幹線も雨の影響で止まっていて、再運行の目途はたっていないと駅員に告げられる。
 う〜ん。こうなったらタクシーで下関へ行くしかない!急遽タクシー乗り場へ行き、長い列を待ってタクシーへ乗り込む。しかし、運転手さんが言うに「太宰府から門司まで九州自動車道も不通になってます」。
 つまり高速道路を使って関門海峡を渡ることはできないってこと。じゃあ、どうしたらいいの?
 「地道を通って、関門トンネルを抜けるしかないですね」って。まだ高速道路がなく関門橋もかかってなかった小学生のころ、親に連れられて車で九州旅行をした際に通って以来。市内の大渋滞を抜けて、何とか関門トンネルまでたどり着く。

 これが入口。なんで、こんな絵が描いてあるの?って思うけど(笑)。九州側はフグらしい。全長3.4kmの海底トンネルを抜けてようやく本州へ帰ってきた。なんか、本末転倒じゃない?って思わないわけでもないけど。
 ようやく10時20分頃に会場入り。何とか発表の時刻にぎりぎり間に合った次第。関門海峡越しにすぐ向こうに見える九州と本州の間は近いようで遠かった〜