北九州の午前中は激しく降りしきる雨。下関に宿がとれなかったため小倉に宿泊しているので、今日も関門海峡を渡るのに難儀するかあ・・・と溜息が出る。しかし、幸運にも昼前から雨は上がり、JRも通常どおり運行を再開。昨日の苦労が嘘のように、難なく下関にたどりつき学会予定をこなす。
最後に戸外で開かれた全員懇親会に出席したところで突然の夕立ち。節目節目で雨にたたられる学会だ。主催者もさぞかし気をもんでることだろう。
夕立ちの後は、雨に洗われた空に関門橋の夜景が眼前に迫る。まるで、これまでの苦労を水に流してくれるかのように。
関門海峡の浪間に本州・九州両岸の光が漂い、橋を通過する車の光がそれに交錯していた。