食べ物を美味しそうに写真に撮るのってなかなか難しい。雑誌なんかに出てるプロが撮影した写真は、カメラマンが食べるのが前提じゃないものね。見る人にどれだけ、この料理が美味しいかっていうことを知らしめるものだから。
僕の場合、さあこれから食べるぞ!っていう前に、いやいや一応写真でも撮っておこうか的なノリなもんだから、どうも気合が入っていない。早く食べたいっていう気持ちが透けて見える(笑)。それに、あんまりアングルとかに懲りすぎても、せっかくの料理が冷めてしまうし・・・まあ、麺類が多いっていうのもあると思うけど。
その点、こういうピザはいい。まず平面だから何も考えずに真上から撮ればよろし。食材も幾何学的に配置されてるし。そして、さすがイタリア発祥だけあって色彩が豊か。トマトの赤、バジルの緑、チーズの黄色、そして少し焦げた部分は香ばしいキツネ色に。そう、必然的に美味しそうに写真におさまってくれる。
そう、何事も最初は見た目でアピールするって大事なんだよね〜。イタリア人はよくわかってらっしゃる(笑)もちろん、このピザは見た目ばかりじゃなく、お味もよかったけど!