昨日はJazz Standards from RIOのことを書いたけど、もう一枚のアルバム、from L.A.についても一言。
2枚のアルバムには副題があって、from RIOの方は「Cheak to Cheak」。from L.A.は「Look to the Rainbow」。CDにはジャズのスタンダード曲についての説明が付いてて、それに加えて小野リサ自身のコメントが載ってる。ボサノヴァに限らず、ジャズも好きなんだなと思うと何だか嬉しい。
そして、from L.A.にはグラミー賞も受賞している男性ジャズボーカルグループ:Take 6が参加してる。一見、合わなさそうだけど、Take 6の美しいハーモニーに、小野リサのふわふわしたボーカルが乗っかると意外と気持ちいい。特に6曲目、ノラ・ジョーンズのヒット曲「Don't Know Why」は聴きものだし、タイトル曲でもある「Look to the Rainbow」は、ラストということもあり胸にジーンとくるものが・・・一応、曲リストを書いておくと、
1. I'm Beginning To See The Light
2. Honeysuckle Rose
3. Moonglow
4. My Funny Valentine
5. Goody Goody
6. Don't Know Why
7. Stormy Weather / Here‘s That Rainy Day
8. It’s Only A Paper Moon
9. Moonlight Serenade
10. You'd Be So Nice To Come Home To
11. The Shadow Of Your Smile
12. On A Clear Day
13. Look To The Rainbow
from RIOに比べてアダルトな感じで、個人的にはこちらの方が好き。毎日車の中で聴いてて、全然飽きないし。
一般的にジャズミュージシャンがボサノヴァを取り入れるっていうのはよくあることで、有名なのはスタン・ゲッツとジョアン・ジルベルトとの競演。だけど、逆にボサノヴァ側からジャズにアプローチするのはあんまりない。そこで、パッとひらめいた。
ボサノヴァ歌手の小野リサがOJFの舞台でジャズを歌う。ジャズとボサノヴァの融合。それは新しい形の音楽になるかも・・で、タイトルは「JAZZ NOVA」、これしかない!(続く)