さてOJF-8、JAZZ NOVAにまつわるお話もとりあえず一区切り。あんまり「続く」を連発するのもよくないし(笑)。
交渉の末、何とか小野リサに来てもらえることになったものの、やはりフェスティバルだからもうひと組は出演してもらいたい。だけど、小野リサを向こうにしてステージに立てるのはこの人しかいない。そう、Ann Sally!
実はOJF-7、Jazz Battle 2008のときもAnn Sallyにオファーしてた。企画書を書いて、結構いいところまで話が進んでたんだけど、スケジュールが合わないということでボツに。再度、今年リベンジしたものの、本業はお医者さん(循環器内科医。ま、どちらが本業なのかっていうところはあるけど)で忙しいらしく、なかなかいい返事がもらえない。あ〜、もうダメかぁ・・・とあきらめかけていたところに吉報が!!何とOJFに出演してくれるとのこと!この連絡をもらったときにはさすがに嬉しかった。特に、Ann Sallyはこれまで岡山に来たことないしね。
Ann Sallyって、のびやかで透きとおった歌声で何とも言えない心地よさを感じるところにファンが多いと思うんだけど、僕としては彼女が留学したニューオーリンズ時代の経験をもとにつくったこのアルバムが好き。
一曲目の「Basin Street Blues」なんかは、東洋人が歌っているとは思えないくらい、ちょっと古い感じのニューオーリンズ系ジャズをものにしている。発音もばっちりだしブルージーな感じもよく出ていて、軽いタッチの曲ばかりではなく、ジャズボーカリストとしてのAnn Sallyの実力を見せつけてくれる。
さあ、これで揃った!小野リサとAnn Sallyで、まさにJAZZ NOVA!