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Oui! Friends..

As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

指宿のたまて箱〜おれんじ食堂/肥薩おれんじ鉄道

 鹿児島紀行もそろそろフィナーレ。帰りは、鉄ちゃんプランで(^^)。
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 指宿駅から乗車したのは〜
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 JR九州の特急列車「指宿のたまて箱(愛称:いぶたま)」。白と黒のツートンに塗られた外装はモダンな感じもするんだけど、中に入ると・・
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 シートは明るい色彩、そして木目の内装でリラックスできる雰囲気。僕の席は手前から2番目。他の乗客は一斉にお弁当を食べ始めたけど(笑)、理由あってガマン😣
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 車窓に広がる海沿いの景色を眺めながらの移動で、いい気分(^^)。約50分ほどで鹿児島中央駅へ到着。
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 構内では、西郷どん出演者がお出迎え(笑)。ここから、九州新幹線に乗換えて〜
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 薩摩川内駅へ到着。このまま、新幹線に乗って帰ればいいものを、わざわざ乗り換えたのは・・・
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 ハイ、この観光列車に乗りたかったから!レストラントレインの先駆けである、肥薩おれんじ鉄道の「おれんじ食堂」。元々は鹿児島本線の一部だったけど、九州新幹線の開通に伴い八代〜薩摩川内までの間が第3セクターに移管された。海沿いを走る風光明媚な路線にて、ゆっくりとした列車の旅を楽しむために、水戸岡鋭治氏デザインによる「おれんじ食堂」が走り始めたというわけ。
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 窓際の席に陣取り、出発進行!最初の停車駅は「薩摩高城」。
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 ここでは一旦列車を降りて、浜辺へと向かうと〜
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 東シナ海を臨むことができる。まあ海って基本全部繋がってるんだけど、名前のとおり、この向こうには中国大陸が広がってるんだよなあと思うと、また違った感じがするよね。
 再び列車に乗り込み、アフタヌーンティーのお時間(^^)。
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 列車の中で用意され、席まで運ばれてくる。
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ラ・タルト・オ・オランジェット
ムース・オ・ミニョン
プティシュー
フルーツアンサンブル
桑茶のマドレーヌ
トリフブラン

 という、薩摩川内市の洋菓子店「ル・プレジール」のスイーツコレクション。「指宿のたまて箱」で弁当を食べるのを我慢したのがこういうこと(^^)。普段は甘い物をほとんど食べないけど、やっぱり美味しい〜♫
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 美しい海を眺めつつ、アットホームな雰囲気の車内でくつろぐ。
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 列車は阿久根駅へ到着。
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 ここは駅自体を水戸岡さんのデザインで改装してて、阿久根産の木材がふんだんに使用されてて、ホッとする雰囲気。
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 駅舎の中にはコンサートホールも併設されていて、こういうところで演奏できたらなあ〜って思った(^^)。その後、列車は出水駅に到着。
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 ここからはディナーコースの始まり♪ その前に・・
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 境川という小さな川を列車は越えていく。ここは、江戸時代、肥後(熊本)と薩摩(鹿児島)の藩境で、自由に往来できなかったそうな。僕が見たときは、農家のおじさんがちょうど肥後側から薩摩側へと橋を渡ってたけどね(笑)。そしてお待ちかねのディナーへ。
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 まずはアミューズ。『鹿児島の旬の恵みを一皿に』と。地ビールの「不知火浪漫麦酒」とともに。
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 そして、オードブル。

薩摩川内市地元農家直送の丸ごとトマトのサラダ
鹿児島近海産カンパチのマリネ
季節の野菜の彩り

 新鮮な野菜が美味!
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 八代海に沈む夕日を眺めながら、車内ではジャズピアノの生演奏も始まった。揺れる列車の中で、ピアノを弾くのも結構大変だと思うけど、素敵な音と時間が流れていく。コンソメスープが供された後に・・
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 メインディッシュ登場。

八重山高原の自社牧場で育てた黒豚のパイ包み
ヒレ肉のピカタ
デミグラスソースで

 これはワインが飲みたくなるなあ(^^)。肉の旨味が凝縮されていて旨い!全体に地元の食材を使っていて、九州ならではのメニューは好感が持てるね。
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 デザートは、『阿久根産サワーポメロと肥後グリーンのゼリー寄せ』。濃厚な肉料理の後で、口直しにピッタリ。そして、コーヒーも美味しかった(^^)。
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 たっぷりと料理を味わった後、キャビンアテンダントさんに写真を撮ってもらった。我ながら、嬉しそうな顔をしてるよね(^^)。列車は新八代駅に到着し、そこからは再び新幹線に乗換えて岡山へ。だけど、おれんじ食堂の旅はまだまだ終わらないんです。
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 停車した駅では、沿線グルメを楽しめる「駅マルシェ」っていうイベントが開かれていて、次々とお土産が貰える!写真背景に写っているライトグリーンのナプキンも車内でいただいたもの。帰った後も、あちらこちらの駅で貰った沿線グルメをしばらく味わえて、旅の思い出に浸れるという優れもの。全行程で3時間40分ほどかかる長旅だけど、車窓からの風景や停車駅のおもてなし、料理を味わっていると、あっという間。九州南部に行かれる機会があれば、ぜひご乗車を!