先日の映画以来、行き帰りの車の中ではストラヴィンスキーの「春の祭典」をずっと聴いてる。何故かというと、意外に運転している時に合うから(笑)。こういう聴き方って、たぶん作曲者にしてみれば失礼なんだろうけど、廻りの騒音やエンジンの唸る音と、「春の祭典」のぶつかり合う不協和音や時折激しく響き渡るティンパニーの音なんかが結構マッチする。そして、変拍子が続いたりして何となく落ち着かないもんだから、ついアクセルを踏みたくなる・・・
それと全く対照的なのが「アダージョ・カラヤン・ベスト」。カラヤンが指揮するベルリン・フィルが様々な作曲家のアダージョを演奏したものを集めたものだから、クオリティーは申し分なく、究極の癒し系音楽。この中で僕が好きなのは、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」。仕事が一段落した時なんかに聴くとすごくいい。安らかに眠りにつけること間違いなし。あ、仕事中に寝てしまってはまずいけど(笑)。さて、今日はどちらを選びますかな〜。