昨日のWBC、日本vsキューバ戦はすごかった。ちょっと前ならキューバと戦うのって、何ていうかダメかもしれない・・・みたいな悲愴感が漂っていたけど、今の日本の選手たちはクールに、プロフェッショナルな仕事をしている。
9回裏、リリーフの藤川がマウンドに上がったところを、ちょうど受け持ち患者さんと一緒にテレビで見たんだけど、ヒットを打たれてランナーが二塁まで行った後でも動揺せず、スカッと三振をとるところなんかは、たいしたもんだなと思う。
前回のWBCは、アメリカびいきの審判の問題や、日本と韓国との感情的なぶつかり合いなどあって、殺伐とした雰囲気があった。だけど、今回は出場国のプライドをかけてどの選手も一生懸命プレイしていて、本来、ベースボール＝野球が持っている、フェアでおおらかなムードがある。
下の写真は斎藤浩一さん撮影の、ペトコパークでの日本人応援団。愛国心の塊というよりは、サムライジャパンのナイスプレーをちゃんと応援している様子がわかる。
明日は準決勝進出をかけて、日本vs韓国の3度目の勝負。どちらが勝ってもおかしくないチーム。いい試合になることを期待したい。
