今日は節分。なのに、何故こんな写真?と思われるかもしれない。これは、倉敷の”きたなシュラン”こと、老舗ラーメン店「第二又一」の壁面。
学生服に限り(中・高生)50円サービスします。
ただし!
タバコを吸った場合には割引きなし!
20歳未満者の喫煙は、「未成年者喫煙禁止法」によって禁じられている。ただ、現実的には抜け穴ばかりだから、停学など学校側の処分はあっても、法律的に罰せられることは殆どない。学生服姿でラーメン屋へ行き、そこでタバコを吸ったからといって、よっぽどでなければ警察に突き出されない。だけど、「第二又一」はユーモアを込めて「割引なくなるぞ、タバコ止めようね〜」と中高生に向けてアピールしている。
昨晩急に舞い込んできたニュース「元プロ野球選手:清原容疑者が覚醒剤取締法違反にて現行犯逮捕」には少なからずショックを受けた。「鬼は外、福は内〜」なんて言う気も失せるほどに。甲子園を沸かせたKKコンビ(桑田真澄と清原和博)が僕は大好きだった。そして、入団を渇望していたジャイアンツから袖にされ、運命に翻弄されつつも、人情味あるキャラクターでドラマティックな人生を歩む清原を陰ながら応援してた。またいつか、必ず球界に復帰してくれるだろうと。
だけど、もうヤンチャな高校球児でもなく、吸ったのはタバコでもない。覚醒剤に手を出した場合には「割引」どころではなく、輝かしいキャリアの「全て」を失くしてしまうことがわからなかったのだろうか。本当に残念でならない。
恐らく相応の法的ペナルティが課せられると思うけど、もし野球に対する思いが残っているのならば、青少年に対し覚醒剤に手を出してはならないと身を持って警鐘を鳴らして欲しい。日本で最も多くデッドボールを受けてきた清原なら、きちんとペナルティを受け止めて更生できると信じているから。