今日は2016年の御用納め。自分の仕事に関して振り返ってみると、「暗中模索」の一年だったなあと。上の写真は、今年2月に訪れた、雪深い磐梯山麓にあるホテリ・アアルトにて。雪原についている足跡は僕のもので、普段なら道などない場所。辺り一面雪に覆われた中、自分の進んだ後があたかも道らしきものになっていく。しかし、どこに進んでいったらいいのか、めぼしき案内もなく、誰かが導いてくれるわけでもない。自分の信条と感性だけを信じて、前へ進んでいくしかない。いささか途方にくれることはあったけど、今年の僕を象徴しているようなスナップショット。
御用納めの今日、一仕事終わったなという感慨も特になく、この時と同様に視界不良で先行き不透明(笑)。でも、逡巡している間にも、時計の針は確実に未来へと進んでいく。とりあえず、一歩前へ踏み出せば何とかなるはず。結果は後からついてくるものだから。雪原についた足跡のように。