今日は12月23日。ということは・・・今年もあと一週間くらいになったのかぁ。ライブの後もバタバタしていて、ブログ更新もままならず。夏休みの宿題をギリギリで仕上げるみたいな感じで、書いていきますぞ〜(笑)。
さて、今月何故こんなに忙しかったかというと、ひとつには富士山の麓で4泊5日の缶詰研修があったため。医学教育に関するワークショップで、全国からそうそうたる教育者が集まるレベルの高い研修と評判。通称「富士研」と呼ばれ、かれこれ40年も続いているもの。昨年応募したけど落選して、まあ恐らく今年もダメだろうと思ってたら、なんと参加が認められた!しかし、その連絡が来たのは11月に入ってから。おかげで、既に12月上旬に予定していた外来診察予約やら手術などを全て変更しなければいけなくなった(トホホ)。11月下旬には台湾での学会もあったし、「富士研」の前後がかなりキツイスケジュールになっちゃったわけ。
まあ、前置きはこれくらいにして・・新幹線「のぞみ」に飛び乗り、名古屋で下車。「こだま」に乗り換えて三島駅へ。そこから路線バスで50分ほど揺られた後に、ワークショップ会場である「富士教育研修所」(の看板)へ到着。ここまで岡山から約5時間かけての移動。
メタセコイヤ並木沿いに停留所から上り坂をテクテク歩いて行く。富士山の麓という結構冷えるところで4泊っていうこともあり、僕の前をいく参加者は皆、海外旅行にでもいけそうなくらいのスーツケースやキャリーバッグを抱えていた。
結構な距離を歩いた後に、ようやく富士教育研修所の本館へ到着!
この研修所は帝人(株)が1972年に開設したもの。今となっては多少の古さは否めないものの、富士山麓という立地条件を活かしたハイグレードな建築だった。
ここは、午後9時までみっちり研修した後に、毎夜開かれていた懇親会の会場となったロビースペース。座ると包まれるような感じのする革製ソファが整然と配置されている。僕はこういうレトロモダンなデザインは大好き。
朝昼晩と毎度お世話になった食堂。3方に大きなガラス窓があり、ここから眺める風景は素晴らしい。料理も美味しかったけど、缶詰生活に耐えられたのは、この食堂によるところが大きいね(笑)。
こちらは、「富士研」が最初に開催された頃から皆勤賞で参加されている有名な先生の筆によるもの。それは・・・
ハイ、この方です!日野原重明先生です!この先生に間近で会えるというのが、そもそも「富士研」に応募したきっかけ(ちょっとミーハーだけど(笑))。御年102歳なのに、身体から漲るオーラが凄い!まるで歌舞伎役者のように、大事なところでは見得を切るようなジェスチャーと張りのある声で圧倒されました〜
お願いして、一緒に写真を撮ってもらいました!こうしてみると、日野原先生のまだ半分も生きていないんだから、これからも精進しないとと思った次第です。