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As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

シュガーマン 奇跡に愛された男  

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昨日で岡山での上映が終わってからレポを書くのも申し訳ないんだけど、シネマクレールでドキュメンタリー映画シュガーマン 奇跡に愛された男」を見てきた。OJFの実行委員AさんやプチパインのKさんがオススメ!って言ってたので、それならと思って。

事前に少しだけ予習をしてたから、だいたいのストーリーは予想できた。前半は幻のミュージシャンであるロドリゲスを探し出すまでのサスペンス。1960年代後半にアメリカでデビューするも全く売れず。2枚のアルバムをリリースした後に音楽業界から姿を消していた。その後、1971年にアパルトヘイト下の南アフリカで彼のファーストアルバムがリリースされ、自由を求めるプロテストソングとして彼地で大ヒットとなる。情報統制も厳しかったため、その後ロドリゲスはステージ上で自殺したなどと、まことしやかな噂が流れていたが、熱狂的なファンの二人が彼の消息を辿っていく。

後半にはとうとうロドリゲスの姿がスクリーンに現れる。ああ、これでドキュメンタリーとしては完結ね・・と思ったのも束の間、ロドリゲスの人間性や生き方に知らず知らずのうちに引きこまれていく。クライマックスシーンでは胸に込み上げてくるものが。エンドロールが流れる頃には、自分もこんなふうに生きてみたいって思ってた。周りに流されることなく、自分がやりたいことを自分なりの方法でやり続けていけばいいんだって。

写真左下は映画のパンフレット。昔のSP盤みたいでいい感じでしょ?そして、すぐにサウンドトラック(左上)も手に入れた。映画の挿入歌だからよく思えたってことはなく、曲自体がいい。そして何よりいいのは彼の声。倍音が多くて、聴いてるだけで気持よくなってくる独特の歌声だ。最後に彼の言葉をひとつ。

君の時間をありがとう。

君も俺の時間にありがとうと言う。

そしたらもう忘れてくれ。

 
映画『シュガーマン 奇跡に愛された男』予告編 - YouTube