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As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

鉛温泉・藤三旅館  

 岩手医大で開催されたセミナーの集合時間は朝8時半。そのため、岩手に前日入りすることに。そうなればどこか温泉にでも行くかな・・と思い、以前から気になっていた花巻南温泉峡の鉛温泉をチョイス。
 というのも2年前の3月、東日本大震災が起こる前なんだけど、青森県三沢で学会があった。同様に前日入りしないと三沢まで辿り着けず、空路で入る場合に青森県青森空港岩手県花巻空港、どちらを選択するかで結構悩んだ。結局は岡山ー羽田、羽田ー青森空港というルートにして、酸ヶ湯温泉に前泊したわけ。
 今回は、岡山から高速バスで大阪伊丹空港へ、そこから空路で花巻空港に降り立ち、花巻駅経由で無料送迎バスに乗り換えて鉛温泉へという行程。花巻南温泉峡花巻市の豊沢川沿いに点在する八つの温泉の総称で、川沿いである事から、温泉郷ではなく温泉峡と呼ばれる。バスは、松倉温泉、志戸平温泉、渡り温泉、大沢温泉、山の神温泉、高倉山温泉と順に停車し宿泊客を下ろしていく。そして最後から2番目になるのが鉛温泉

 道の傾斜が急なため、ここで旅館のマイクロバスに乗り換える。僕は旅館部の方へ。

 ちょうど時期がよかったため、旅館の入り口では見事な紅葉が出迎えてくれた。

 旅館部の本館は木造3階建て。僕は新しい別館よりも本館の部屋を予約してた。エレベーターはなく、洗面所・トイレ・バスも部屋についてないけど、温泉旅館だもの当たり前(笑)。

 僕の部屋は3階で渓谷に面している。眺めも抜群。

 鉛温泉の売りは、この白猿の湯。天然の岩をくりぬいて作ったお風呂から100%の源泉が湧き出ている。そして、深さは約1.25m!ということは立って入浴する大変珍しいもの。で、もちろん混浴(笑)。まあ、女性専用の時間帯が設定されているので、混浴の時間帯にまず女性は入ってこないけど。身体もすごく暖まるし、僕はというと到着してすぐ、夕食前、夕食後、翌朝と、合計4回白猿の湯に入った。他にも4つの湯があって、そちらにも入ってるからまさに温泉三昧。

 そしてお待ちかねの夕食。海産物と山菜を中心にした小鉢と・・・

 二つの鍋。写真右奥の土鍋には、豚肉と野菜を味噌ベースで煮込んだものが。

 できあがりがこちら。すごく美味しくて、お酒も進むしご飯も進む(笑)。

 もう一つは、岩手牛のしゃぶしゃぶ。これも旨い!これだけ食べるとお腹いっぱいで苦しかった〜

 翌朝は午前6時半に出発。普通の朝食には間に合わなかったため、僕のためにおにぎり弁当を作ってくれて感謝感激!出発前に旅館前で記念にパチリ。大満足の鉛温泉でした。