今週も何かと忙しかったけど、ようやく週末。忘れないうちに金沢紀行を。
サンダーバードを降りて、金沢駅へ。前回訪れたのは、もう9年前(その時の失敗談はコチラ)。駅前広場を覆う巨大な大屋根ができていてビックリ。
まずは、今宵のお宿に荷物を預けるべくバスに乗り込む。
わざわざお宿と書いたのには意味あり。いつもなら便利のよいビジネスホテルに泊まるとこなんだけど、せっかく金沢に来たんだからちょっと趣向があった方がいいと考えた。古い町屋を改造してゲストハウスにしている「あかつき屋」さん。バス停を降りてみると、通りを挟んで向こう側に発見。
入り口にかかっている暖簾がいい雰囲気。
ごめんください〜と声をかけて引き戸を開けると、きれいな花が置いてあった。
玄関を入ると、加賀友禅がディスプレイしてある。後で聞くと、あかつき屋ご主人の母君が所有していたものらしい。こういうアンティークな着物が町屋にマッチしている(駄洒落じゃないよ(笑))。
ご主人自慢の掘りごたつに入りつつ、よもやま話をしながらチェックイン。ここが一応コミュニティールームになるらしい。
ちょっと狭くて急な階段を昇り・・・
僕のお部屋は「兼六の間」。
窓の障子から、柔らかい光が差し込む。ネジ式の鍵をまわし、格子戸を開けると、左手にお寺、そしてその先に兼六園の緑が見える。
もちろん部屋にトイレもバスもついていない(笑)、ただ寝るだけの六畳日本間なんだけど、必要にして十分。
このまま畳に寝転がってゆっくりしたいとこだけど、その後に学会発表が控えていたので、再び路線バスに乗り込んで金沢駅へ・・・