ハッピーマンデー施行によりいくつかの祝日が月曜に変更となっている。どうも、僕ら世代にとっては、成人の日は1月15日、敬老の日は9月15日、体育の日は10月10日っていうイメージがあって、今日、9月19日が敬老の日というのはいまいちピンとこない。ただ、3連休の最後にお年寄りを敬い大切にするというのは案外いいことじゃないかとも思う。
午後から敬老会に出席したところ、地域のボランティア団体が蛇皮線を抱えて歌っていた。傍からみると、少々気恥ずかしい感じもする。もちろん、様々な思いを持って各々が敬老会に参加しているんだけど、ストレートに感情を表すのは躊躇われる。どんな場所であれ、ステージに立つということには相応の覚悟がいるし、表現する側と受け止める側には大きな溝があるからだ。でも、そんな心配はすぐに杞憂に終わった。この人たちはとにかく真剣にやっている、それはすぐにわかった。最後に演じられた沖縄民謡に大いに場は盛り上がった。それも、ごく自然に。僕も思わず拍手をしていた。人は人に救われる。そう思いながら。
