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Oui! Friends..

As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

城下公会堂DUO LIVE無事終了!

 本日は城下公会堂でのピアノ&パーカッションDUO LIVE vol.2にお越しいただきありがとうございました!撤収が終わって、ようやく落ち着きを取り戻しつつあるところ・・・。
 下手なMCで何回も言ったように、予想外に大勢の方がお見えになり、嬉しい悲鳴とはこのこと。あまり客席を意識すると演奏に差し支えがあるので、極力楽屋に引っ込んでいたけど、アンコールの拍手、そして演奏中にも自然と沸き起こる手拍子に支えられて気持ちよく演奏することができた。
 持ち込んだデジカメは電池切れとなり、今手元には何も写真がないんだけど、僕の記憶のなかには様々な情景がしっかりと焼き付いてる。
 今回、事前に新聞・ラジオなどのメディアに露出したために、通常では来ていただけないようなお客様に多数来ていただいた。自分が手術をした患者さん、そしてそのご家族の方々。仕事と音楽活動は切り離して考えていたので、そういう方々にことさらアピールすることはなかった。でも、少々気恥ずかしい思いもありながら、本音を言えばすごく嬉しかった。真摯に医療に取り組んでいる姿を認めてくれるからこそ、こういう場に来てもらえたんだなと。その励ましは何よりの贈り物。
 僕はどういう場においてもいつも同じ自分でありたい。場面に応じて別の顔を見せることもあるけど、内実は同じ。人前で表現をするという道を選んだ以上、自分を出すことをためらってはいけない。そして、自分は人前に出ることに値する人間なのだろうか?そういう問いかけをずっとし続けなければいけないと思ってる。
 あと、2回目の共演となった、なつえさんにもありがとうと言いたい。演奏を聞かれた方には、どこまでが決まりごとでどこからが即興なんだろう?って思われたかもしれない。実は、かなりの部分が即興演奏で、事前のリハーサルはほとんど僕のオリジナル曲を理解してもらうことに費やした。リハーサルとは違う着想で弾いてしまっても、それを破錠なくまとめてくれる。きちんと音を介してのやり取りがあった上で、普通に演奏してるように見せてくれる。DUO LIVEをきちんと形にできたのは、なつえさんの力があったからこそ。
 他にも、ピアノの調律やサウンドづくりに絶対的な信頼をおいてるYさん、会場をとりしきってくれたYMMTさん、写真撮影をしてくれたAさん、Kさん。それから、素敵な場所を提供してくれた城下公会堂のスタッフの皆様。本当にありがとうございました。
 今後も新たなチャレンジをすべく、頑張りたいと思う。また、いつの日か皆様に会える日がありますように!