僕がよくやる、既に終わってしまったイベント報告(笑)。
今月上旬に出張で京都へ。行く前はメチャメチャ忙しくて事前リサーチは全くできてなかったんだけど、地下鉄烏丸線に乗ってたら、車内の中吊り広告で「京都・嵐山花灯路」なる夜間ライトアップ(12月8日〜17日まで10日間限り)をしていると知った。へえ、そんなのやってんだ〜と興味がわいたので、日が暮れてからJR嵯峨嵐山駅へ。昼間はまあまあ暖かったのに、夜になると急に冷え込んできた。さすが、京都の冬を舐めてはいけない。幸い、ユニクロ・ウルトラライトダウンをカンケンバッグの中に隠し持っていたため(笑)、急いでインナーとして着込み、マフラーを頚に巻いて出陣!
上の地図で赤い部分が、ロームが灯す灯りと花の路ルート。
こういう灯籠が道脇にズラリと並べられている。しかし、嵐電嵐山駅前のメインストリートはまだ賑わいがあるものの、長辻通を北上し野宮神社方面へ向かうと結構暗くて、お化けでも出てきそうなおどろおどろしい雰囲気。おまけに強烈に冷え込んできて、歩いて身体を動かしていないと寒くて震えそう。こりゃあ、しくじったかなあ・・と内心後悔していると、嵯峨野の竹林が見えてきた。
お、なかなか幻想的な雰囲気!でも、ライトアップとしては少々物足りないなあと思ってたら・・・
竹林の小径で一番有名なスポットに辿り着いて一気に視界が開けた。これは美しい!思わず寒さも忘れ、写真撮影(^^)。
竹林の間から少し夜空が垣間見えるのがいいんだよね。
すっかりテンションが高くなり、その勢いで大河内山荘庭園へ。
閉園間際で、僕が最後の観覧者だったみたい。道端の落ち葉がキレイだった。そして・・
小倉池の向こう側に、御髪神社を臨む。昼間だと見過ごすところだけど、池に写った鏡面像が美しい。
この辺りを過ぎると、より暗くなってくるんだけど・・
田んぼの中にこういう大きな行灯オブジェが設置してあって、少しホッとする。
最後に向井去来の草庵だった「落柿舎」を見学。ただ、寒さに耐えかねて俳句の侘び寂びを味わう余裕はなく(笑)、足早に歩いて渡月橋方面へ。
借景となる嵐山もライトアップされ、素敵な光景!でも、川べりなのでこちらも強烈に冷え込み、長時間の滞在は無理(笑)。帰りは阪急嵐山駅から四条まで。ようやく身体が温まった(^^)。
寒いのには閉口したけど、紅葉の季節が終わった冬の京都って、あまり足が向かないからちょうどいいかもね。来年行ってみようと思う方は、しっかり防寒して歩きやすい靴でどうぞ。嵐山から嵯峨野を全部歩いて廻るには、かなり歩かないといけないので〜!