今日から3月。心なしか寒さも和らいできて、春を感じるようになってきた。これで花粉が飛ばなかったら・・と思わないでもないけど、まあ贅沢を言うのはよそう。とりあえず長い冬が終わりを告げようとしているんだから。
で、月初めに聴いているのがこちら。先月突然の訃報が届いたホイットニー・ヒューストンのベストアルバム。2枚組になってて、1枚目はバラード中心でcool down、2枚目は少しリズムを強調したthrow downというタイトルになっている。このアルバムが発表されたのは2000年で、今から12年前。でも、色褪せない珠玉の曲を集めた、まさにベスト盤に相応しい内容だ。
ライナーノーツにはこう書いてある。
クライブ・デイヴィスがそんなあなたの疑問に答えてくえる、「この30年間の話だと、アレサ・フランクリンがいて、バーブラ・ストライザンドがいて、そしてホイットニーがいる。彼女はそのような巨人達と並んでそこに位置づけられると思う。」
うん、まさにそのとおり。こうやってベスト盤を聴くと尚更感じる。特に一枚目のcool downサイドがいい。もう、これ以上他に何もいらないって感じ。偉大な才能を失ったことは悲しむべきことだけど、別れの季節でもある3月にぴったりのアルバム。聴いててジーンとくること間違いないし、何よりジャケット写真が洒落てるよね!