新潟振り返りシリーズ第2弾。新潟へは一日移動日として使わなくてはならず、どうせなら前泊は温泉に泊まってやれと考え、奥湯沢の秘湯「貝掛温泉」へ。ここは鎌倉時代より続く700年の伝統を誇り、眼病にいいとされる湯治場。
まず、越後湯沢駅から、苗場スキー場に向かうバスへ乗り込む。地元の中学生なんかも利用する、とってもローカルな路線。
約20分ほどバスに揺られ、宿の人が迎えに来てくれる。車一台がやっと通れるほどの橋を渡った向こう側に宿がある。あたり一面の雪景色。
ようやく貝掛温泉の看板が見えてきて、あと少し。
ちょうど雪が降ってきて、本当に3月なの?って感じ。山の中にある一軒家で、まさに秘湯。僕の部屋は二階の一番左側。
窓からの景色はこんな感じ。雪山に囲まれて、人工物は一切なし。
ロビーでは炭火でイワナを焼いてた。後に、これが僕の夕食へと提供されることとなる。炭の燃える匂いが立ち込めてる。
夕食もたっぷり。お約束で、南魚沼の地酒セット(左から上善水如、鶴齢、八海山)を。これがまた旨い。もちろんご飯も。
誰もいない大浴場をパチリ。源泉掛け流しで、ぬるめの湯と加温してある湯とがある。ぬるめの湯は人肌の温度で、いくらでも浸かっていられる。廻りに雪が積もっている露天風呂は野趣満点。空気もおいしい。
山奥のため、僕のソフトバンク携帯はつながらず。でも、何もないよさを十分に満喫できたし、季節を変えてリピートしたいと思ったほど。ただ、外は寒い。夏も冷房はいらないらしい。3月といえど、翌朝、帰りのバス停の気温はマイナス2度でした(笑)。