岡山の老舗ジャズライブハウスのオーナーであり、アルトサックス奏者のOさんが急逝された。本日、告別式に参列してきたが、多くのミュージシャンやジャズ関係者が集まっており、岡山のジャズシーンに残したOさんの足跡はこれほどに大きなものだったのかと改めて感じる。
個人的なイメージを言えば、「怖い人」だった。音楽に関して絶えず真剣であり、生半可な演奏を許してもらえない。Birdには魔物が棲んでいるいるのではないかと思う程、あのピアノの前に座ると妙に緊張したのを覚えている。カウンターの中にいるOさんの視線がいやがうえにも背中に突き刺さるから。もっと上手く演奏できるようになったらBirdへ・・・って、ずっと思ってたしね。
式の最後にOさんの演奏が流れたときには、胸にこみあげてくるものがあった。天国で、チャーリー・パーカーの側で演奏できたらいいですねって心の中でつぶやいた。ご冥福をお祈りいたします。Bird, forever.