昨晩たまたま見たテレ東系音楽番組「音遊人(みゅーじん)」、ピアニストの塩谷哲の特集。彼のピアノトリオは前から気になっていて、どんな人なんだろう?と思ってたら、ジャズミュージシャンばかりではなく、J-Popミュージシャンの信頼も厚いらしい。その中でも、今井美樹とコラボしてると知り、早速聴いてみた。
今井美樹がジャズピアニスト7人と競演した、セルフカバーアルバム「I Love a Piano」。彼女は最近、ブルーノート東京などジャズのライブハウスに出演していて、実は去年のジャズバトル2008の計画段階でも名前が挙がってた。もちろんギャランティーの問題で、本当に単に名前が出ただけだったけど(笑)。
塩谷哲とのコラボは7曲目「Pride」。今井美樹自身の言葉を借りると、『歌うように伴奏をしてくれる』演奏で、名曲を美しいピアノアレンジで聴かせてくれる。
他の競演ピアニストに、小曽根真の名前もあった。曲名は「年下の水夫」。
この曲は、2006年に歌手デビュー20周年を記念して出されたものらしい。普段はメロディー重視で歌詞をあまり聞かない僕でも、これはヤバイ!と思うような深い内容。これを透明感のある歌声で、さら〜っと流されるとね・・・それに小曽根真のピアノがすんごくいい。歌詞をじゅうぶん把握して、歌伴しつつインプロヴィゼイションしてる。
この二人のピアノで、スペシャルゲストは今井美樹なんてどう?たぶん、チケットがすんごく高くなるだろうけど!