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Oui! Friends..

As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

Yes, we can!

 今日の話題は何と言ってもこれ。オバマさんが、とうとうアメリカの大統領に就任した。選挙戦に勝った時点から予想されたことではあるけど、実際に就任式に臨む姿を見ると、これは本当のことなんだなって改めて思う。
 黒人であることがことさらクローズアップされているけど、大事なのは彼の考え方。現実を直視しながらも、ある意味、非常に原則的で理想主義的。別に「Change!」と唱えるまでもなく、当たり前のことを堂々と言っているにすぎない。
 演説の草稿がネットにアップされていて、その全文を読むだけで、何か勇気が湧いてくる。僕が特にじーんときたのはこの部分。

 我々の試練は新しいのかもしれない。それに立ち向かうための道具も、新しいかもしれない。我々が成功するかどうかは、労働と誠実さ、勇気、フェアプレー、忍耐、好奇心、忠誠心や愛国心にかかっている。古くから言われていることだ。だが、真実だ。それは歴史を進歩させた静かな力だった。今求められて いるのは、こうした真理への回帰だ。責任を果たすべき新たな時代だ。我々米国人一人ひとりが、自分自身や国家や世界に義務を負っていることを認識し、こうした義務を嫌々ではなく、喜んで受け入れることだ。私たちにとって、困難な仕事に全力で立ち向かうことほど、自らの性格を定義し、精神をみたすものはない。
 これが市民であることの代償と約束だ。これが私たちの自信の源泉だ。神が未知の運命を自らの手で形作るよう、我々に求めたものだ。

 自由と権利のある市民でいるためには、果たさなければいけないことがある。一人一人がそうすることで、世界はよりよい方向に向かっていく。
 その上で望んだ結果が得られた時、Yes, we can!って言えるんだと思う。