この月曜日から,また学会出張にて仙台に行っておりました.今回は,本日(水曜日)こちらで予定があったので,月曜日に岡山を出て仙台泊,昨日(火曜日)晩に岡山へ戻るという,なかなかの強行軍でありました..
この限られた日数(といえるほどでもないですが)の中で,どうやって仙台まで行って帰るか,色々と頭を悩ませました.Yahooなんかで路線検索をすると・・・
第一候補は,岡山から新幹線で新大阪へ→地下鉄とモノレールを乗り継いで伊丹空港へ→伊丹から仙台空港まで飛行機→仙台空港からJRまたはバスで仙台駅へという路線です.これでも最短で4時間半,途中の乗り換えをミスると5時間くらいかかるんですね.
第二候補は,全部JRで行くコースで,岡山から東京まで新幹線→東京から仙台まで東北新幹線です.これは乗り換えが1回で済みますが,5時間半くらいかかります.
第三候補は,岡山から飛行機で羽田へ→羽田からモノレール・JRで東京駅へ→東京から東北新幹線で仙台へというコースです.これも5時間くらいかかります.
さーて,どうしたものか???と考えましたが,結局は一番安く行ける方法を選びました(お金ないもんね).もちろん全部JRで行く方法です(いい日ぃ〜〜旅立ちぃ〜〜♪by 山口百恵).この春に山形県米沢に行ったときも全部JRだったですけど,乗り換えがない方が道中寝られるし楽かなあとも思ったからです.
午前7時17分の新幹線のぞみに飛び乗り,例によって名古屋あたりまでは爆睡していて記憶がありません(笑).iPodでずっと音楽を聴きつつ東京駅で東北新幹線に乗り換えました.
いつも思うんですが,東海道新幹線の改札から東北新幹線改札へ抜けると,あたりの空気が変わるんですよね.(以前のブログ記事にも書いてます)東海道新幹線,特に「のぞみ」はスーツ姿のビジネスマンが7〜8割はいます.
しかし,時間帯にもよるとは思いますが東北新幹線はどちらかというとビジネス系の人よりは,もっとカジュアルな服装(北の国からみたいな感じ,るーるーるるるるる〜〜♪byさだ まさし)の人が多いんですよね.そういう中でスーツにネクタイという格好の僕は,ひとりだけ『ええかっこしい』みたいで車内でちょっと浮いた感じでした.
そして,昼食に仙台と言えば牛タン,それじゃあ「網焼き牛たん弁当」だ!と思って車内販売で買ったのですが・・・
どうも廻りの視線が冷たいでんすよね〜〜(笑).僕が乗ったのは「はやて」という青森県八戸まで行く東北新幹線だったので,岩手・青森の人がたまたま多かったんだと思うんですよ.だから,「あーあ,東北人じゃないなあ.牛タンを嬉しそうに食べてる〜〜」って感じだったんでしょうね.確かに,岡山に来た人が「ママカリ寿司」とか食べてると,「ママカリなんか食べてる〜〜」って岡山人なら思うでしょうからね.
で,この「牛たん弁当」に戻るんですが,これがその場で暖かくなる優れものなんですよ!容器の下の黄色い糸を引っ張ると,弁当の下にある発熱ユニットが熱くなって,上の牛たん弁当がほっかほかになるんです.
実際,黄色い糸を引っ張るとシュワーッという音とともに湯気がぱーっと出てきてですね.僕の隣の座席に座っていた「純」と「蛍」みたいな子供が,興味深そうにじーっと見てました(笑).
しかし,この発熱ユニットにお金がかかっているせいか,払った金額にしては牛たんとご飯の量が今一歩かなあと思いましたね(吉野家の牛丼大盛りに慣れているせいかも・・).それと,なぜか仙台名物のオーストラリア産牛タンでした(笑).
でも,味もよかったし,どこかの料亭みたいに産地を妙にごまかしてないし,みちのくぅ〜一人旅ぃ〜(by 山本譲二)の新幹線の車内で,暖かい駅弁を食べることができるのは,誠にグー!でしたよ!!