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Oui! Friends..

As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

キンキと牡蠣

 東北新幹線の車内で「牛たん網焼き弁当」食べ終わった後,ほどなくして仙台駅に着きました.ホームに降り立った瞬間,
 「さむ〜〜い!!」
 一応防寒用にと思い,スーツの上に羽織る薄手のコートを持って行ってたのですが,全くこれでは間に合わない感じで,ダウンでも持ってくればよかったと思いました.ちょうど,今年一番の寒波が来てたようで,仙台駅前のペデストリアンに朝降ったと思われる雪が残ってました..さすが東北,なめたらいかんぜよ!という感じです.

 その後,そそくさと学会場である仙台市民会館と,仙台国際センターに行った後,午後6時半まで会場にいたのですが,暖房が入っているにもかかわらず室内が寒いんですよ.ホテルに戻っても部屋がすんごく寒くて,しようがないから身体を温めてやれ!と思いビールを飲んだら,少しアルコールで身体が温もってきました(まるでアル中のオヤジみたいですな).
 その勢いで,大学医局の仲間達と約束していたお店に出かけて,夜は宴会となりました.幹事がネットで検索して予約したのですが,北海道出身の親方が「北海道」と「三陸」のおいしいものを出してくれるという「愚三昧 菜る海」というお店でした.
 
 確かに,素材も新鮮で味もよかったのですが,僕が特に感動したのは,「キンキ鍋」と「牡蠣の松前焼き」です.恥ずかしながら,これまで僕はちゃんとした形で「キンキ」を食べたことがありませんでした..

 「キンキ」は,北海道を代表する脂のりの素晴らしい美味な白身魚で,高価な魚なんですね.
 
 それが,惜しげもなくあっさりとした味付けの鍋のなかにたーっぷり漬かってました.元々白身魚なので味自体は比較的淡泊ですが,脂がのっているために魚ではあるものの口の中でとろけるような食感です.これは,北海道か東北に来ないと,安く食べられないなあと思いましたね.
 それからもう一つの「牡蠣の松前焼き」です.
 
 これは,七輪の網に昆布が敷いてあって,その上に牡蠣が敷き詰めてあるのを炙って食べる一品です!昆布の上でだんだんに牡蠣がぐつぐつ煮えてきて,それをひっくり返していい頃合いになったところで食べると,昆布の味が牡蠣に染みてすんごくおいしいんですよ!!地酒を注文して一緒に飲むと,これがまた合うんですな〜〜!!(単なる酒飲み)
 牡蠣を食べ終えたら,網の上に敷いてあった昆布を七輪で炙って食べると,今度は牡蠣のエキスが昆布に染みこんでいて,またえー味なんですよ.外の寒さが,かえってこういう食材を食べたいという気持ちにさせるんですよね.
 メガマックとか,牛丼とか,牛タンとか書いてますけど,けっしてビーフばっかりが好きなわけじゃないんですよ.自称先祖はイタリア人なのですが(笑),しっかり日本人の血が流れているなあと仙台に来て改めて思いました!(当たり前:疑いようのない日本人顔)
 (仙台市の青葉通り.大きなケヤキ並木で有名です.まさに杜の都:仙台です)