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Oui! Friends..

As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

高知市内〜ホテル松葉川温泉@四万十町

 台風18号が刻々と近づいている中、いいお天気に恵まれた高知行きの続きを・・
 元々、「四国まんなか千年ものがたり」に乗車するのが目的ではなく、高知市内で予定があった。気ままな旅をしているようによく思われるんだけど、きちんと仕事をこなした上でのことなので、皆様誤解なきように(笑)。
 大歩危駅で特急「南風」(アンパンマン列車)に乗り換えて、高知駅へ到着。
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 高知を訪れたのは9年ぶり高知駅のプラットホーム上には大きな屋根(通称「くじらドーム」)ができていた。金沢駅前(「もてなしドーム」)もそうだけど、鉄骨に加えて木材が使われているので、何か暖かみがある。そして、1階へ降り立ってみると・・・
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 ???「べろべろの神様」?まあ、高知の人はお酒が強いけどね〜。僕も昔かなり飲まされて酩酊したことがあるけど(笑)。でも、このフィギュア、ちょっとヤバくない?特に股間の辺りが(^^)。
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 ちょうど「志国高知 幕末維新博」が開催されてて、駅前にはハリボテの銅像が。武市半平太坂本龍馬中岡慎太郎の3人。で、前回は行けなかった高知城も見学。
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 江戸時代に創建された現存天守12城のうちのひとつ。石垣も立派で、高知の人が自慢するのもわかるなあ。城マニアとしても見応えがありました〜。予定が終了した後、今宵のお宿へ移動。途中に立ち寄ったのが・・
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 お約束の「桂浜」(^^)。まだ保育園児だった頃、家族で桂浜に来て、ここで波にさらわれそうになったという思い出の場所(笑)。あちらこちらに「高波に注意!」っていう看板が立ってた。やっぱり太平洋の波はダイナミックだね。そこから1時間半ほどドライブした後に、目的地の「ホテル松葉川温泉」へ到着。当初は高知市内のホテルを予約してたんだけど、どこか温泉ってないのかなあ〜と思って再検索して見つけたところ。四万十川の源流に近い山間にあり、周りには何もない(笑)。まさに秘湯と言ってもいいくらいの場所。ホテル前には吊橋がかかっていて・・
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 その上からは、こんな渓流が(四万十川の源流「日野地川」)。
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 で、その渓流に部屋が面しているっていう、なかなかの風情でしょ?
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 この、借景以外は何もないってところがいいんだよね。日常の煩わしさはどこへやらって感じで。
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 夕食は四万十川で採れた天然鮎をメインにしたコース。すごく身のたっぷりした鮎でマイウ〜でした(^^)。で、やっぱり温泉のことを書いておかなくちゃ。もちろん、夕食前と後に温泉へ浸かってるんだけど(笑)、僕の好きなヌルヌル系の泉質。肌にまとわりつくような柔らかい感じで、刺激もなく、何度でも入りたくなる。というわけで、翌朝も露天風呂へ。
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 山間に朝日が差込み、吊橋が少し照らされている。その中で、たっぷりとしたお湯に浸かって外を眺める。う〜ん、極楽極楽(^^)。高知市内からちょっとアクセスは悪いけど、ビジネスホテル並の価格で美味しい料理と温泉を楽しめる、オススメの宿だった。チェックアウトした後、再び高知市内へ戻ったんだけど、結果的に四万十川の源流を辿るドライブに。
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 以前、高知県土佐清水市の病院に1ヶ月出張してた時に、四万十川の河口から上流へ向けてドライブしたことがある。今回はその逆バージョン。本当に清流で、川底が透けて見えるし、魚が泳いでいるのもわかるくらい。で、四万十川と言えば「沈下橋」。これは、増水した時には水面下に沈んでしまう橋のこと。流されてくる流木などを避けるために敢えて低く作ってあり、欄干もない。で、現存する四万十川流域の沈下橋で、最も古いと言われるのが、こちらの「一斗俵沈下橋」。
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 水流を逃がすためにゆるやかに丸みを帯びた橋桁。長閑な田園風景にマッチした、美しいフォルムの沈下橋だ。写真手前の川底に拡がる岩肌を見てもわかるように、思ったよりも川底は深い。橋を作るのもかなり難しかったであろうことが推察される。今なら重機を投入するところ、これを人力で作ったんだから、昔の人は凄いよね。
 というわけで、スキマ時間を利用した(笑)高知紀行はお終い。最後は、僕的に今回のベストショットを。
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 ひろめ市場近くの高知大神宮で見かけた鶏。放し飼いになってて、僕が写真を撮ろうとしたらギロっと僕を睨んだ後に、「コケコッコー」と嘶いたのでありましたー(^^)。