昨晩は、坂本龍一ソロコンサートツアーを聴きに岡山シンフォニーホールへ。ツアーは今後も続くから、あまりネタバレするようなことを書くのはNG。ただ、前にも書いたようにコンサート翌日にはiTunes music storeにて演奏された曲がアップされて1曲単位で購入できるようになる。
そんなのだったら特にコンサートに行かなくてもいいようにも思うけど、あの時の演奏を手元に残しておきたいとも感じる。ライブというものを、その時に居合わせた人だけのものではなく、ひとつのコンテンツとして考えるおもしろい方法かなと思う。
ツアーブックレットも充実していて、5000円と少々値が張るけど、6冊のブックレットと2枚のCD音源が付いてくる。このパッケージ自体がひとつのアート作品だ。これを購入できるだけでも価値があったかな。
一応PAシステムも完備してたけど、ソロピアノ演奏に関しては、ほぼ生音。決して超絶技巧をひけらかすのではなく、自身の名曲をやさしいタッチで弾いてた。これくらいの音量で、シンプルなソロピアノだけでも感動するんだよね・・・と改めて思う。
惜しむらくは、観客のマナー。教授が機嫌を悪くしてなければいいんだけど。
いずれにせよ、いい刺激になった。ちょっとジャズから離れてピアノを弾きたくなったしね。
