昨日のNHK「ブラタモリ」、お題は「さぬきうどん」。
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その中でも紹介されてたけど、そもそも「うどん」は弘法大師:空海が、遣唐使で訪ねた唐(中国)から持ち帰ったもので、甥の智泉大徳がその製法を習得して香川県滝宮に住まう父母に食べさせたことから発展したとのこと。また、香川の地形も、うどん作りに適していたらしい。これまで、香川県民は単にうどん好きなんだろうって思ってたけど、そういうルーツがあったのねと再認識。失礼しました(笑)。という話も、実は研修中に香川在住の方から既に説明されてて(^^)、打ち上げを兼ねた懇親会が終わった後に「やっぱり〆はうどんでしょう!」と誘われ、夜の高松繁華街へ。
商店街のアーケードをてくてく歩いて三越前のドーム広場を過ぎ、ライオン通りへ。僕らと同じく、酔客が大勢いる。当初は「五右衛門」というお店の「カレーうどん」を勧められていたんだけど、実はいささか厳しいなあ・・と思ってた。だって、結構アルコールを飲んだ後に「カレーうどん」はねえ・・で、店先まで辿り着くと、何と臨時休業!内心ホッとしつつ、次なるお店「こんぴらうどん」へ。
ほぼ満席状態の店内に入ると、うどん屋なのに皆さんビールを飲んでる(笑)。〆でささっとうどんを食べて帰るっていうよりは、ちょっとした二次会って感じで盛り上がってる(後で調べてみると、夜しかお店が開いてない)。まず、おでんとかサイドメニューをおつまみにビールや焼酎を飲み、その後にうどんっていう趣向なのかな。我々は純粋にうどんだけを食べにきたので、店主オススメの「しゃぶしゃぶ肉うどん」をオーダー。まあ、「カレーうどん」よりはいいかなと思って(^^)。
で、出てきたのがコチラ。稲庭うどんみたいな細麺に、比較的あっさりした出汁。それに、薄切り牛肉が載っている。最初はまだ肉の赤みが残っているけど、徐々にほんのりと熱が伝わり、いわゆるしゃぶしゃぶ状態で食べられるというわけ。肉の味がそれほど出汁に移行せず、逆に出汁がほどよく牛肉に染み込むという仕掛け。これに柔らかめの細麺がベストマッチ。これなら、〆のうどんも十分ありだな〜と完食(^^)。
これでスイッチが入っちゃって、翌日も香川県民の如く、朝うどんにチャレンジ!お馴染み「はなまるうどん」なんだけど、岡山では通常午前10時開店のところ、香川では7時45分から営業してる。
僕の通常オーダー「かけうどん+天ぷら+おにぎり」を敢えて変更し、季節のオススメ「生姜玉子あんかけうどん」を。
これがね、朝うどんとしては良かった!前夜の細麺とは異なる、讃岐うどんっぽいコシのある太麺に、玉子を散らしたとろみのある出汁(餡)がからむ。生姜味が効いているので、身体が中から温まる。ちょうど、この冬一番の大寒波がやってきた朝だったから、よけいにグー。
というわけで、またしてもグルテン三昧してしまったんだけど(反省)、うどんも奥が深いなあ〜と本場香川で思ったのでありました(^^)。