OJF14のイベントも無事終了して、ホッとしている場合じゃない!早くにイベントレポートを書かねば、僕の宿題は終わらないのだ〜(笑)。というわけで、まずは10月3日(土)の「ちゅうぎんまえジャズナイト2015」のレポから。
何故、OJF幟の写真から?というと、この日、ご覧のとおり天気はよかったものの、結構風が強かった。だから幟が鯉のぼりのように、きれいにはためいているというわけ(^^)。うん、これからイベントが始まるんだというワクワク感がこみ上げてくる。
いつものように、中国銀行本店の玄関前ピロティにステージが組み上がってくる。中央の柱にはOJFの文字が。
OJFはできるだけミュージシャンにベストな演奏環境を提供したいと考えていて、生ピアノはこだわりの一つ。今回は、YAMAHA C3という少しグレードの高いグランドピアノ。ピアノって、既に設置されてる姿しか皆さん見たことないと思うんだけど、こうやって搬入しているんデス。
ステージ上のサウンドチェックが終わった頃、赤木りえ カリビアンアコースティックジャズの面々が到着。リハーサルで徐々に音を創っていくのを間近で見られるのはスタッフの特権(^^)。今回、ドラムレスでパーカッション2人という編成は、OJFでは初めて。ダイナミックなリズムに圧倒された。
逆順リハのため、その後T.F.T trio。こちらはラテンサウンドとは全く異なる、落ち着いたピアノトリオサウンド。う〜ん、これもいいなあ。
そうこうしているうちに、リハーサルも無事終了して、開場を待つばかり。
前回から開場時間を開演1時間前にして、椅子席確保のトラブルを避けるために、来場いただいたお客様には列を作ってもらうことに。しかし、ご覧のとおりで既に100人程度の行列が。司会の早田さんにも入場時のアナウンスをしてもらったんだけど、あっという間に用意した椅子席がなくなってしまい、中には声を荒らげて怒るお客様もいた。椅子席を増やせば立ち見のスペースが少なくなるし、会場内を動きまわるのも難しくなってしまう。順番どおり並んでいたのに、追い越されて席がなくなったと言われる方も。無料イベントにおいて、皆さんにある程度公平に対応しつつ満足してもらえるようにするのはなかなか難しい問題だけど、来年に向けての課題にさせてもらいます。
そんなこんなで僕自身は会場内にトラブルがないかラウンドしつつ、もっぱらステージ袖で待機。で、定刻どおり午後6時30分からT.F.T trioの演奏が始まった。
開場時の喧騒はどこへやら、フィリップ・ストレンジのリリカルなピアノサウンドに僕を含めて皆が酔いしれている。そうそう、皆さん、音楽が好きなんだよなあ〜って。荒玉さんの深みのあるベース、竹田さんのテクニカルなドラムスで、絶妙なバランスのピアノトリオだった。
でね、フィリップが演奏する姿が格好いい!頭を深く下げて弾くスタイルは、ビル・エヴァンスを彷彿とさせる。僕も、ちょっと真似しちゃおうかなあ・・なんて思っちゃった(笑)。
会場内がしっとりした雰囲気に包まれた後は、赤木りえ カリビアンアコースティックジャズが登場。
ゴキゲンなラテンサウンドで、会場内は一気にヒートアップ!
すっかり日も暮れて、ステージ前から漏れ聞こえるサウンドをつまみに、アルコールを嗜む人も沢山。
本番ステージの写真は、OJFスタッフbigwoodsくんによるものなんだけど、特に気に入ったのが上の一枚。安藤さんのコンガ、大儀見さんのティンバレスが熱いバトルをしているもの。ピアノ&ベース、二人の中島さんもピッタリと息が合ってる。大いに盛り上がってとりあえず一旦演奏は終了。その後は、お楽しみのセッションタイム!
中島さんのエレクトリックベースと荒玉さんのウッドベースというツイン・ベースに、竹田さんのドラムスが加わり、ピアノは中島さんとフィリップ・ストレンジが交互に演奏するという豪華なキャスト。その上で、赤木さんのフルートが響き渡る。ノリノリのパーカッションソロが続き、少しやきもきしてたところに、終演の午後9時にピタッと演奏は終了!こういうところ、さすがプロだよね〜(^^)。
ステージ終了後、今宵のミュージシャンが勢揃い。
皆さん、それぞれにいい人ばかりで、また是非OJFのステージに立って欲しいなあと思った次第。その後、OJFスタッフは撤収にとりかかり、1時間程度で卒なく終了。ボランティアなのにプロ並みの仕事を平然とやってのけるスタッフには感謝!
最後にスタッフ全員で記念撮影。ご来場いただいた皆様には、色々行き届かぬところもあったかもしれないけど、我々は一生懸命に取り組んでいるので、また次回の「ちゅうぎんまえジャズナイト」には是非お越しください。ヨロシクです!