名古屋行きから早1週間。忘れないうちに食べログを。
元来麺好きなもんで、名古屋と言えば二つの麺類を外せない。それは、「きしめん」と「味噌煮込みうどん」。ただ、グルメツアーに出かけてるわけではないから(笑)、ちゃんと食べられるかどうかはその日の風まかせ。今回は、うまくタイミングがあって両方食べられた。
まず、「きしめん」の方はこちら。創業明治23年、120年以来麺づくりに励んでいる吉田麺業。名古屋駅新幹線口の地下街エスカに店舗あり。
オーダーしたのは海老天きしめん。オリジナルのきしめんは比較的濃い出汁なんだけど、これは関西風の薄口出汁。のどごしのいい手作り麺は、いくらでも食べられる感じ。大盛りにしておけばよかったとちょっと後悔。
「味噌煮込みうどん」の方はこちら。名古屋には「山本屋本店」と「山本屋総本家」という二つの山本屋があるんだけど、オリジナルの味噌煮込みうどんスタイルを守っているのが「山本屋本店」の方。というわけで、僕としては「山本屋本店」をチョイス。
お昼時は比較的お手頃価格のランチメニューあり。味噌煮込みうどん+ご飯+漬物というセットをオーダー。その間に、周りのお客さん達を観察。というのも、カレーうどん同様、食べるときに服が汚れないかどうか気を遣っちゃう味噌煮込みうどんを、地元の人はどうやって口にしてるのか?そこにはちゃんと秘密があり。小鍋で煮込んだうどんの蓋をひっくり返して、いわゆる取皿がわりにする。それに、アルデンテに近い固さのうどんを少しずつ取り、レンゲで濃い出汁をかけつつ食べる。これがね、旨いんです!ほんと。普段でも、割と固めの麺が好きな僕としては、直球ど真ん中。漬物とご飯がかえってあっさり感じるこの濃さが名古屋だぎゃあって感じ。ディープな名古屋を体験したければ、「きしめん」よりは「味噌煮込みうどん」をオススメしま〜す!