今朝、いきなりの訃報が。アップルの創始者であり、前CEOであったスティーブ・ジョブズが亡くなったとのこと。2004年に膵臓癌の手術を受け、その後肝臓移植まで行ったものの、56歳という若さでこの世を旅立つことに。
ジョブズはコンピューター業界に数々の大変革をもたらした。初期にはアップルコンピューターを設立し、グラフィックユーザーインターフェースを搭載したコンピューター：マッキントッシュを世に送り出し、一旦解任された後に再びアップル社に復帰してからは、iMacに始まるiシリーズを発表。とりわけ、iPod・iPhone・iPadは我々のライフスタイルそのものを変えたと言ってもいいと思う。マイクロソフト陣営にやられっぱなしだった頃、斬新なアイデアで新たな道を切り開いていく姿は、僕みたいなアップル信者でなくとも胸のすくような思いがしたはず。
ジョブズはプレゼンの達人としても知られ、僕もつい最近その関係書籍を買い求めたばかり。新製品を発表する基調講演はまるで素晴らしい演劇を見ているようで、観客は次第にヒートアップしてくる。そして、何が何でも手に入れたくなってくる。
製品説明とは別に、ジョブズがスタンフォード大学の卒業式で行った伝説的スピーチがネットにアップされている。彼の生い立ちや職歴も織りまぜながらの感動的な内容だ。ジョブズを知らない人も是非一度見てみて欲しい。たぶん、明日への希望が沸き上がってくるはずだから。
