今週の前半は結構ハードだったので、週末になると疲れが蓄積してくる。先の土日も色々用事があって休みなしだったし。ただ、今週中にやろうと思ってたことはだいたい片付けたから、少しほっとしてるけど。
こういう時にはやはり癒し系の音楽がいい。今聴いてるのはキース・ジャレットとチャーリー・ヘイデンのDUOアルバム「Jasmine」。2007年にキースの自宅で録音されたもので、30年ぶりの共演。3年間構想を温めた後にリリースされた。キース自身がライナーノーツに
Call your wife or husband or lover in late at night and sit down listen.
って書いている。ラストの「Don't Ever Leave Me」は、名盤「The Melody at Night, With You」でもキースのソロで演奏されてるけど、ベースが入ることでサウンドによりいっそう深みが増している。決して派手な演奏ではないものの、二人の巨匠が必要最小限の音で表現している世界。トリオのベーシスト、ゲーリー・ピーコックとはまた違った味わいの音を奏でるチャーリー・ヘイデン。一人で聴くもよし、キースの言うように二人で聴くもよし。とりあえず、夜も更けてから静かなシチュエーションでどうぞ。