さて、僕の頭の中に記憶が残っているうちに（笑）、10月に入ってからのOJF関連イベントレポートを。
まずは10月１日、城下公会堂「たなかりか かんなづき ジャズらいぶ」。折角ピアノトリオを連れて岡山へ来るんだから一日だけではもったいないとのことで、中銀前ステージの前夜祭的ライブに。
いつもPA（音響）を頼んでいる調律師のYさんが都合で来られないので、今回は僕がPAを担当。大掛かりなセットではないものの、マイクやモニタースピーカーを繋いで、プロの要求するレベルに応えるのは緊張もの。
リハーサルにはたっぷり２時間。たなかりかさんのリクエストに、バンドのメンバーが個々に応えて、徐々にサウンドが作られていく。この過程を間近で見られるだけでも、一応ミュージシャンの端くれとしては凄く勉強になった。特に、ピアニストの果たす役割についても。ちょっと話がまとまらなくなると、ピアノの中島さんがすすっと「こうしたらどうかな？」ってアイデアを出してくる。それがまたこれしかないってアレンジ。後で、中島さんにその話をすると、「まあ、ピアニストってそういう役やんか」と軽く言われて。ああ〜、こういう隅々までわかっているミュージシャンになりたいなって改めて思う。
２セットの演奏も、あっという間。４ビートあり、R&B的なのもあり、そしてドラムのガリバーさん得意のラテンものもあり。リハからいうと、たっぷり４時間ほど楽しめた。これを内輪の前夜祭にしておくのはもったいないなあと思いつつ、翌日の中銀前ステージはどんなふうになるんだろう？って期待が膨らむライブだった。
