10月4日、いしやまパークセッション&アートバザールの様子は、Y事務局長が写真とともにしっかりOJFオフィシャルサイトにアップしてくれてるので、僕の方は少しだけ。
石山公園でイベントをやらないか?とおかやま国際音楽祭の担当者から言われたのが2年前。OJFとしては、オランダ通り、しろ地下広場でずっとイベントを続けてきたので、慣れ親しんだ場所を離れるのはいささか躊躇したのを覚えてる。
昨年はあいにくの雨のため、しろ地下へ急遽移動開催。だから、セッション&アートバザールとしては、石山公園で初めての開催だった。
澄み渡った秋晴れ。湿度も低く、日差しは強いものの過ごしやすい。野外イベントには絶好の日和。日なたに出店したアートバザールの方はちょっとしんどかったかもしれないけど、音の抜けはすごくよかった。
だから、ステージで演奏するミュージシャンは、短時間での入れ替えという悪条件はあったものの、皆楽しそうに演奏してたと思う。自分の出した音が、声が、あたりに響き渡る。それを周りの人たちが皆楽しそうに聴いてる。そういうの、音楽の醍醐味じゃないかなってね。
バザールの人たちも、そういう環境に触発されて、何か次のアイデアが生まれたり。そんな出会いみたいなもの(=music crossroad)があればいいなと思う。
イベントの撤収がほぼ終わった頃、仲秋の名月の翌日、十六夜の月が昇る。
いしやまの月は、いつまでも僕らに柔らかい光を投げかけてくれていた。