今朝、出勤途中にFMから流れてきたニュース。「ラーメンフォーク」なるものがMoMA(ニューヨーク近代美術館)のミュージアムショップでバカ売れしているという。これは、名古屋が本拠のファーストフード系ラーメンチェーン店「スガキヤ」で考案されたもの。割り箸の大量消費に配慮して、ノリタケと共同で制作された。
上の写真、旧タイプのラーメンフォークは「先割れスプーン」の変型判みたいな感じ。昔、岡山にも「寿がきや」があって(ビブレのB館だったと思う)、僕も学校帰りによく食べてたんだけど、ラーメンフォークを使わずに箸で食べてた記憶がある。2007年にデザインが一新され、下の写真が現在MoMAで販売されているもの。
フォークの先が3本から4本に増えて麺がからみやすくなってるし、スプーン形状が少し深くなりスープもすすりやすそう。確かに、柳宗理のフォークやスプーンと比べてもデザイン的に遜色ない。ニューヨークでは1本14ドル、日本のMoMAショップでは1050円で販売されてる。
こういうちょっとしたエコの発想って格好いい。それもファーストフードっていう一見エコじゃなさそうなところから考えられたのも。今後は、My箸あるいはMyラーメンフォーク持参で海外旅行する時代になるかもね〜