皆様にご報告が遅くなりました。今年のOJF:おかやまJAZZフェスティバルの最初となる、幻想庭園part 1ステージが昨晩無事終了しました。本来なら、早めにライブレポートを書くところなんですが、今回僕自身があまり写真を撮ってないんです。自分が出演していたということもあるけど、これまで以上にOJFの記録班がきっちり映像を撮影してくれていました。OJF別働隊と言われてきた彼らが、もう別働隊とは言わせない!というくらい、本職顔負けに仕事をしてくれてましたから、もう僕がしゃしゃり出る幕はないなと思ったんです。それは、記録班以外の全ての担当にも言えることでした。
まだ今年のイベントが終わったわけではないけど、昨日の後楽園幻想庭園ステージを終えてひとつ言えることがあります。もうOJFは個人的な繋がりで始めたものじゃない、僕らも含めて皆のものなんだっていうことです。
幻想庭園ステージのオープニングは「OKAYAMA通天閣スペシャル」の演奏でした。このバンドは、いわゆるジャズのバンドではありません。でも、music crossroadというOJFの副題をまさしく体現してくれるバンドでした。ジャズのフェスティバル?そんなものはくそくらえ!音楽はジャンルじゃない、人の心に響くかどうか?そういうことだろう?
僕もバンドの一員だったけど、そういう意識で演奏しました。オーディエンスは、そんな僕らの演奏を暖かく受け入れてくれたように思います。それは、ステージ上に立っていてはっきりと感じられました。何かようわからんけど、とりあえず感じるものはあったよってね。
おかげで徐々に日が暮れていく後楽園の中で、気分よく演奏することができました。気がついたらラストの曲で、日没とともにまさに幻想庭園・・万感の思いを込めて送る「ケサラ」は、皆の心にちゃんと届いたでしょうか?
その後に登場した「東京ブラススタイル」の演奏で会場はもっとヒートアップしました。来場者は3,000人以上だったと思います。後楽園幻想庭園のジャズ演奏で、アンコールの拍手が鳴り止まなかったこと、そしてアンコールの演奏で会場のお客様が総立ちになったこと。過去7年間このステージにつきあってきましたが、こんなことは初めてでした。(このレポートは、写真が僕の元に届き次第、OJF本サイトのインビテーション欄にて報告します)
舞台の転換時に司会のHさんがアナウンスしてくれました。「OJFって全部ボランティアでやってるんですよ!」って。そうなんです。確かに、昼間の酷暑の中、何のためとも言わず当然の如く働き、そしてイベント終了後、撤収の最後までスタッフ皆がつき合ってくれました。
今朝の山陽新聞にひとつの写真とともに記事が掲載されています。幻想庭園ステージにて「おかやまJAZZフェスティバル」という横断幕の前で演奏している写真です。これを、昨晩の演奏を暖かく聴いてくれたオーディエンスの皆様と、懸命に働いてくれたスタッフの皆に捧げたいと思っています。