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Oui! Friends..

As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

今年のTシャツできましたよ

 先週の親睦会から1週間たって,昨晩は定例のOJFミーティングを行いました.1st. stage最初のライブ,8月5日後楽園幻想庭園まであと5日となり,いよいよ臨戦態勢になってきました.
 ライブやコンサートをするのには様々な手順を踏まなければいけないんですね.第一には,演奏するミュージシャンと演奏する場所がなければいけません!それが決まったら,そのための資金調達をし,次にはお客さんがいなければライブが成り立たないので(当たり前!),積極的にPR活動が必要です.特に有料イベントの場合,チケットを売るというのもすごく大事です.まあ,ここくらいまでの過程を今までブログに書いてたんですね.
 しかし,実際にはもっと細かな作業が必要です.ミュージシャンはたった1曲,数分の演奏のために長い時間をかけて選曲をしたり練習をしたりしてます.聴いてる方はあっという間なんですが,そこに至るまでには大変な労力の積み重ねがあるんですね.ですから,主催者側としてはできるだけのホスピタリティーを考えつつ,ミュージシャン同士の調整をしていくことになります.
 8月10日(金)を例にとると,OJFでは二つの企画を立てています.後楽園幻想庭園の「ジャズ・イリュージョンpart 2」と,ルネスホールイベント初日の「ジャズdeナイト」です.二つのイベントに計5組のバンドが出演するのですが,当日使用するピアノの調律の時間,そして各バンドの使用する楽器とアンプ類などの付属品手配,音響(PA(ピーエー)といいます)システム設置とサウンドチェック,リハーサルの段取り,バンド間の入れ替えの段取りなど,細かなスケジュール設定とヘルブする人員の手配が必要になります.
 これに加えて,飲食や物品販売が入るとさらに複雑化してきます.実際の演奏時間は正味2時間程度ですが,ミュージシャンばかりでなく,主催者側にも沢山やるべきことがあるんですね.僕も自分が演奏しているだけの頃はこういう裏方仕事の大変さがあまりわかりませんでしたが,最近はステージ・メイキングもそれなりにおもしろいなあと思うようになりました.もちろん,そのステージが上手くいってのことですけどね!
 そんなわけで,昨日のミーティングはいつもより30分超過し,ホットな話し合いになりました.一人の人間がいくら頭の中でスマートなスケジュールを考えても,最終的には各実行委員やボランティアなどのサポートメンバーがきちんと自分の動きを消化できていないとだめなんですよね.一人一人の,「俺,この仕事できるからやるよ!」とか,「私,そういえば時間がとれるわぁ」とかいう,ちょっとしたヘルプを集めると,ローコストでもいいものができるんです!「タダほど高いものはない」と言いますけど,逆に言うと「人の善意に値はつけられない」ですからね(笑).
 で,そういう善意の結集の一つである今年のOJF6オリジナルTシャツができあがってきました.このデザインは,以前にもご案内したとおり,デザイナーのY氏に好意で作ってもらったもので,Tシャツ制作は業者の方に,かなり無理を言ってます(ペコリ).一応,各種サイズ(XS, S, M, L, XL)つくって全部で100枚.特殊なサイズは既に行き先が決まっています(笑).昨日は実行委員とボランティア分で,もう半分ほどなくなる勢いでしたね.で,そのTシャツはこちらです!
 
 Y氏がジャズバトルをイメージしてデザインしてくれたもので,剣の刃先が,左側はピアノの鍵盤,右はギターの弦になってます.山下洋輔さんと渡辺香津美さんのバトルって感じです.ぱっと見るとちょっとロックふうではありますが,ボディはネイビーブルーで格好いいですよ.早速8月5日のイベントからスタッフが着ていると思います.8月11日(土)の中銀本店前特設ステージではTシャツ販売も行う予定ですから,欲しい方は是非来てみてくださいね!