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Oui! Friends..

As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

胸いっぱいの「LOVE」

 9月13日ルネスホールでの「ジャズmeetsアート」、9月14日岡山市民会館での「ジャズバトル2008」が無事終了しました。多数の方々にご来場いただき誠にありがとうございました。イベントレポートの方は、OJFオフィシャルサイトのInvitaionページに書いていきますので、そちらをご参照ください。
 僕のブログには、その他、僕が見て聴いて感じたよもやま話をゆっくり書きますので!

 さて、時間を巻き戻していきましょう。

 イベントに来ていただいた方にはパンフレットをお渡ししていますが、今回ほど挨拶文を書くのに苦労したことはなかったです。ちょうど、パンフ作成時期が8月終わりということもあって、何ていうかめちゃめちゃへこんでいた時期だったんですね。

 毎週末になると、チケット販売数を気にかけて、一喜一憂する日々が続きました。もともと、営業能力はゼロな男なので(笑)、まさしく「武士の商法」を地で行く感じで・・・
 「おぬし、よきイベントがあるのじゃが?」
 「ん?その日は予定があるとな?」
 「あいわかった。いらぬ手間をかけたな。」
 「しからば、ごめんつかまつる」
ってな感じです(笑)。これじゃあ、売れるものも売れませんよね?

 それから、これはFM岡山に生出演したときにも言われたんですが、どうして小沼ようすけさんとか、「すんごくイケメンだよ!まあ、見にきてよ!」ってPRしないんですか?ってね。

 かたくなに音楽&アートイベントであり、コンサートなんだから、サウンドで勝負!!ビジュアルは二の次!って思ってたんですね〜。だけど、沢山の人に知ってもらうきっかけになれば、何でもいいんですよね。イケメンから入って、ライブを聴いてもらって好きになってくれたらいいわけで・・

 そんなこんなで直球勝負じゃ通用しないんだなあ、ダメダメじゃん・・・
 そう思い出すと、何にも書けなくなるんですね。そんな中でひねり出したコピーが「胸いっぱいの『LOVE』」だったんです。

 後で友達にも言われたけど、結局僕自身が一番「LOVE」を必要としてたんだろうと思いますね。でも、イベント準備期間の苦しい時期に、色々な人の有形無形の「LOVE」に実際助けられたわけで、そういうことに少しでも恩返しをしたい!という気持ちもありました。あのとき、僕の中で唯一前向きな気持ちだったと思います。

 このパンフをデザインしてくれたTさんに後で言われました。「カラ元気も元気のうちですから!いいコピーでしたよ」ってね。へこんでいる時だからこそ、期せずして自分が書いた言葉に、元気づけられるんだなあって思い、9月に向けて気持ちを切り替えることができたんですね。(続く)