FM生出演

　昨日は、週末イベント（ジャズmeetsアートvol.2、ジャズバトル2008）をPRするラストチャンスということで、FM岡山の「トワイライトペイブメント」に生出演してきました。
　先週の金曜日に放送された「今週のひと」というロングインタビュー番組は、事前に収録していたもので、概ね好評だったんだけど、一部不適切な表現があってですね・・・これは、ライブで曲の合間にMCするときにもよく言われることで、つい、ここでそんなこと言わなくてもいいだろ的な、ぶっちゃけトークをしてしまうんですよ。
　去年、岡山城天守閣前で演奏したときも、「Black Moon」というマイナーバラードのオリジナル曲を「これは、倉敷からの帰りがけに追突されてむち打ちになって、他にも嫌なこといっぱいあって、めっちゃ暗かったときに創った曲です」なんて言っちゃって・・こう言われると、聴いてる方はなんかくら〜い気持ちになりますよね（笑）。まあ、幸いMCはともかくメロディーラインはよかったよって言ってもらいましたけどね。
　というわけで、今回の生出演では絶対に不適切な表現をしないように、地が出ないように！と考え、きちんと原稿を用意したのであります！FM岡山に到着して、DJの牛嶋さんに前回のお礼を言いつつ、本日のディレクターさんに挨拶をしました。
　「書き原稿に引きずられず、気軽にトークしてくださいね！」と優しく声をかけていただいたのですが、僕は心の底では・・・
　『今日は用意万端原稿を整えているんだから・・・ふっふっふ・・ばっちり決めてやるぜ！』とほくそ笑んでおりました。
　じゃあ、本番お願いしま〜すと声をかけられ、DJブースの中へ。この日の担当DJは藤岡明美さんで、これまたすごくチャーミングで素敵な人でした。曲が流れている間に僕の緊張をほぐすべく色々話をしてくれて、ちょっと緊張も緩んできたかな？ってところで、いよいよ出番。矢野沙織さんの「Open Mind」が終わった後に、藤岡さんが鈴の鳴るような声で僕を紹介してくれました。そして、
　「今年で7回目を迎えた『おかやまJAZZフェスティバル』ですが、イベント立ち上げのきっかけを教えてもらえますか？」
　さあ、来たぞ！予定通りに喋ればいいんだから・・と原稿を見て
「岡山の街中で気軽にジャズという自由な音楽に触れてもらいたい・・」と話したところ、
この、「街中で気軽にジャズ」っていうのが、案外言いにくかったんですよ。ちょっとやばいなあと思いつつ、次のフレーズ
「街のあちこちからジャズのサウンドが流れてくると素晴らしいだろうなあ・・」
と喋るはずが、
「まちのあちあち、ん？まちのあちかち、ん？ん？まちのあっちこっちから・・」
となってしまったわけです（トホホ）。

ここでディレクターさんの言ってた意味がわかりました。「原稿に引きずられず」です。僕はパソコンで原稿をつくった時点で満足していて、実際に喋る練習などはしていませんでした。だから、「街のあちこち」が、緊張してるとどのくらい言いにくいか？全然わかってなかったんですね〜。