本屋の街として知られる神保町。しかし、カレーの聖地としても有名(^^)。今回は、僕好みの欧風カレー「ボンディ」を御紹介!
地下鉄神保町駅近く、本屋さんのビルが立ち並ぶ中、カレー屋さんっぽい門構えの店は見当たらない。あれ?どこにあるんだろうと思い、しばらくウロウロ。すると、大通りに面した古書センタービル前に、「ボンディは反対側へ」と促す案内板が。不安に思いつつ路地裏へ。すると、ビルの通用口みたいなところから、お客さんが入っていくのを目撃。
こっそり後を追って階段を昇ると・・・
何か事務所でもありそうなところに店舗があった!ドアを開けると、中はお客さんで一杯。外観からは想像もつかないけどね。
オフィシャルウェブサイトには初代店長からのメッセージが。
ソースの中でも基本となるものにベシャメルソース(ホワイトソース)、ブラウンソースなどがありますが、このブラウンソースをベースにカレーの素材を加え、出来上がったものがボンディのカレーソースです。
故にインドの香り、ヨーロッパの味、欧風カレーボンディと名付けました。ボンディのカレーの特長としては、
・乳製品をふんだんに使い、まろやかさとこくを醸し出しています。
・リンゴを主体とし、その他の果物とタマネギなどの野菜をたっぷりのバターで長時間炒め、さらに赤ワインで煮詰め、フルーツと野菜のチャツネと呼ばれるジャムを作り、そこへさらにバター、レッドペッパーなどの辛みを加えています。
これが甘さの中に辛さがある当店のカレーの大きな特長を形成するひとつの要素です。
うん、僕はサラサラのスープカレーよりは、こういう濃厚な欧風カレーが好きなので、ドンピシャリ!で、迷うことなく、ビーフカレー大盛りをオーダー。ほどなくして出てきたのが、カレーではなくコチラ。
ハイ、ほくほくの茹でたジャガイモ&バター。これはボンディの名物みたいで、前菜としてじゃがバターという形で食べてもよし、カレーに投入してもよいとのこと。で、まず二口ほどジャガイモを口にしたところで・・・
大盛りビーフカレー登場!普通盛りのカレーはソースポットで出てくるんだけど、大盛りはたっぷりの牛肉とともに、深い大皿で供される(^^)。ライスも特製で、コショーやにんにくなどを使ったオリジナルのブイヨンスープ、バター、ローリエを入れて炊き込まれ、ゴーダチーズのトッピングあり。ジャガイモもそうなんだけど、全てが欧風カレーのためにこだわりぬかれている。まずは、ルーをライスにかけて一口。旨い!甘さと辛さが絶妙なバランスで同居していて、まるでフランス料理のソースみたい。で、今度はジャガイモにルーをかけて一口。これも合うなあ〜(^^)。ゴロッとした塊の牛肉も形が崩れないほどに適度に煮込まれていて美味。大盛りとはいえ、ペロっと完食。今回は定番のビーフカレーにしたけど、次回は魚介系にチャレンジするつもり(^^)。