高千穂の追加。部屋のカーテンを開けたまま寝てたら、辺りが明るくなってるので目が覚めた。今何時?と思って時計を見ると、午前5時。ちょうど日の出前だった。もう一眠りしようか・・とも思ったけど、どうせなら早朝にあちこち廻ってみよう!と思い立ち、そそくさと支度をして外へ出た。
昨日とは逆のコースで高千穂峡遊歩道の入り口へ。そして、鬱蒼と茂る木々の中を下っていく。
すると、高千穂峡にかかる橋が見えてきた。
この橋から臨む風景。そして、まだ下っていくと・・・
また、違った高千穂峡の姿が見えてくる。崖のえぐれ方が何ともいえない曲線美となっている。これは甌穴(おうけつ)といって、水流が渦を巻くことによってできるもの。岸壁に張り付いている苔も美しい。もう少し下ってから振り返ると・・・
さっき通った橋が写真中央、そしてその上にかかる半弧を描いた鉄橋の右側に僕の泊まったホテルがある。かなりの標高差を下ってきたのがわかってもらえると思う。
右手に見える切り立った崖が「仙人の屏風岩」。
五ヶ瀬川の清流が周りの緑を映しだして深い色合いを呈している。
そして、前日ライトアップもされていた「真名井の滝」。このビュースポットから見る景色は最も高千穂峡らしいもの。特にカメラアングルを考えなくても、誰でもこのような写真が撮影できる。それほど、完成された美しさがあり、見てて飽きない風景だ。
とは言うものの、時間には限りがある。その後、急ぎ足で立ち寄ったのは・・・
夜神楽が奉納された高千穂神社。
お次は、天孫降臨を先導したと言われる猿田彦命(サルタヒコノミコト)と、天照大御神を天之岩戸から誘い出すべく踊った天鈿女命(アメノウズメノミコト)を祀ってある荒立神社。ここは芸能の神としても知られているらしく、ピアノ演奏がもっと上手くなりますようにとお守りを買って帰った(笑)。
最後に天岩戸神社。ここは天照大御神を祀ってある神社で、古事記に書いてあることに従えば、皇室のご先祖様を祀ってることになる。ということで、皇室関係者の来訪も多いらしく、平成22年には秋篠宮ご夫妻が参拝されている。
僕も、天岩戸を開いた手力雄(タヂカラオ)像の前で記念撮影〜
そして、その後は天岩戸に隠れた天照大御神を誘い出すために神々が相談されたという天安河原へ。
高千穂峡の縮小版みたいな景色が続いた後に現れるのが・・・
ここ、天安河原。半洞窟みたいになっている場所で、すごく神秘的!高千穂に来たら、是非訪れて欲しい場所。石を三個重ねると願いがかなうという言い伝えがあり、そこら中が重ねられた石で埋め尽くされている。何か言いようのないスピリチュアルなパワーが溢れているよう。
他の石を崩さないように注意しつつ、僕もこっそり3個の石を積み重ねた。
これだけを早朝に全て廻ることができたのも、朝5時起きしたからだなあと自分的には満足して宮崎へ移動となりました〜