ライブの告知をブログアップした後、12月1日の夜に県北へ。真庭医師会からのお招きで講演をするため。日中の仕事を終えて、午後5時半過ぎに岡山を出発、1時間後には落合へ到着というハードスケジュール。夜間の岡山道は照明もなく真っ暗で、いったい道がどこまであるのかわからない。おまけに山間部に入ると対面交通となり、ここで運転をミスすると多分あの世行きだな・・・なんて思いながら車を走らせる。まあ、いつ何時でもそういう覚悟はあるし、こうやって回想できてるってことは無事なんだけど（笑）。
目的地は講演会の会場となっている「真庭リバーサイドホテル」。名前だけ聞くと、井上陽水の名曲「リバーサイドホテル」が連想されるけど、実際にはゴルフの打ちっ放しや温泉が併設されているレジャー施設のような趣き。ただ、すっかり日も落ちて、車から降りると身体を刺すような冷気に襲われる。その中で、ホテルの中庭にある季節外れのパラソルとチェアーが何とも言えない物悲しさを漂わせている。
誰も知らない夜明けが明けたとき
街の角から素敵なバスが出る
若いふたりは夢中になれるから
狭いシートに隠れて旅に出る
知らず知らずのうちに、このメロディーが頭の中をぐるぐる廻る。そんなふうにして僕の12月は始まった。
