tetsuyaota.net

the article is randomly updated

Oui! Friends..

As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

岡山市民会館はいかが?

 昨日は,OJF実行委員会ミーティングがありました.僕は当直だったので,ミーティングの間だけ職場を抜け出して会議に加わったのですが,15日(土)の「ジャズmeetsアート」と16日(日)の「ジャズバトル2007」に関しては準備も佳境に入ってきて,いよいよ臨戦態勢になってきたという雰囲気でしたね.各イベントの担当者も気合いが入ってきてて,例によって委員長の僕は全体責任者ということで,イベント当日は特定の仕事の割り振りがないため(笑),15日は山下洋輔さんと山本容子さんのお出迎え並びに送迎係ということになりました.僕って初対面の印象が悪いので(スンマセン),できるだけにこやかに,かつきちんと洗車もして責任を持ってお二方をイベント会場とホテルまで送り届けようと思っておりますです.
 で,今日は岡山市民会館について書きます.OJF1~5まではメインコンサートを岡山シンフォニーホールで行っていたのですが,今年はどうして岡山市民会館なの?と疑問に思われる方もおられるでしょう.

 その理由は....
 
 一言でいうと,文字通り岡山市民のための会館(ホール)なので比較的安く会場が借りられるからなんですね.昨年のシンフォニーホールでのコンサートはS席6000円,A席が5000円でした.それも前売り券も当日券も同じ金額でした.今年はというと...前売りがS席4500円,A席3500円です.全部が岡山市民会館のおかげというわけではないですが,何と,1500円もお安くなっているんですねぇ〜.この値段で,山下洋輔渡辺香津美,そして吉田美奈子・川嶋哲郎まで聴けるとなるとおトクだとは思いませんかぁ?
 そもそも,OJF:おかやまJAZZフェスティバルは岡山市民の皆さんに気軽にジャズを中心とした音楽を楽しんで欲しいとの思いで創ったものなので,手軽にチケットを入手できる方がいいだろうと考えての岡山市民会館だったというわけです.
 ですけど,ここからが本論です.この岡山市民会館って案外侮れないんですよ!先日下見に行ってきたのですが,音楽ホールとしていい造りだなあと改めて思いました.設計は,著明な建築家の佐藤武夫さんです.作品集はこちらにありますのでご覧ください.まず,感じたのはステージが広いことです.それも,北側の道路から直にステージ機材が搬入できるんですね.音楽のみならず演劇など多目的な演目に対応できると関係者の方が言っておられました.
 ロビー付近もレトロな感じでいいんですよね.ステンドグラスがはめ込んであって,歴史を感じさせるデザインです.岡山市民なら誰もが一度は訪れたことのあるところだと思いますよ.なんか,すごく懐かしい感じがします.
 
 そして,ステージと客席との距離が近い!すんごくライブ感があります.それに加えて,これは岡山市民会館の特徴と言ってもいいと思いますが,1階席より2階席の方が客席数が多いんです.これは音楽ホールとしてはかなり珍しい設計だそうです.1階席はもちろんS席ですが,2階席の前方は,ステージの全体が俯瞰できて実はかなりいい席なんです(ですから,2階席にもS席があります).
 
 (この写真は2階席最前列から撮影しています.2階からでもステージが近くに見えます)
 個々のミュージシャンの息づかいまで感じようと思えば1階席でしょうけど,全体のアンサンブルやバンドの各メンバー全ての演奏をまんべんなく見て聞いて楽しみたいという方は2階席がお勧めです.
 そういう意味では2階席奥側と両サイドのA席も,おトク感がありますよ.当日時間があって,ちょっと立ち寄ってみようかな?という方も大歓迎です.16日(日)は岡山市民会館へGo!ですよ.
 余談ですが,今週の日曜日に岡山市民会館前を通ってみると道路は渋滞,歩道には長蛇の列ができてました.いったい何のイベントだろう?と思ってみてみると,それは???
 
 じゃーん.「ウルトラマンファンタジックライブ2007 in おかやま」でした!午前と午後の2回公演で全席指定のチケット2300円が完売してたそうです.さすがはウルトラマン,だてにM78星雲からやってきてないですよねー!山下洋輔渡辺香津美さんに加えてウルトラマンを加えたバトルだとチケットがソールドアウトになったでしょうか(笑).そのときは,やはりライトセイバーではなく,スペシューム光線でバトルしてもらわないといけないですかね!