あまり告知をしていなかったんだけど、先週山陽新聞さんの取材を受けた。医療にたずさわりながら、OJFや音楽活動をしている妙なヤツがいるってことで。最初にこの話をもらったときには、少々悩んだ。ただでさえ忙しい毎日なのに、よくそんな余計なことをする時間があるなと。そして、本業をおろそかにしているんじゃないかと思われるかなと。
逆に音楽関係から見れば、本業を言い訳にしてるなと。まあ、別に本業があるんで、これくらいのレベルで勘弁してくださいってね。
だから、どっちの面から見ても、あんまりよくは言われないだろうなあって思ったんだけど、実際には紛れもない自分の姿。それをオープンにするのをためらう自分は、なんか小さくない？って考えて、結局取材を受けることにした。
記者のAさんはすごくいい人で、そういう僕をよく理解してくれた。だから、特に何の注文もつけず、思ったように書いてくださいとお願いした。
その記事は今日の朝刊に掲載され、病棟の回診をすると受け持ち患者さんから次々に声をかけられた。新聞読みましたよって。皆ニコニコして話しかけてくれて、不安な気持ちは幾分解消された。そう、取材でも答えたように、「音楽が本業の足かせになることは絶対ない」から。でも、音楽だってもちろん本気。来週に迫ったDUO LIVEもそう。いわゆる色眼鏡では見られたくない。今、自分が関わっていることに妥協は一切ないから。
ブログを書くこともそうなんだけど、こうやって自分のことをオープンにすることは、自分自身を律することでもある。恥ずかしながら・・・という謙虚な気持ちを失わず、これからもこの調子でやっていくつもり。そんな妙なヤツなんで、よろしくお願いしますね。
