2008-12-10 Sunset photo たまにいい写真が撮れることがある。自分の技術ではなく、恐らくは偶然の産物。こんなシチュエーションで、こういうアングルで撮りたいと、よこしまな気持ちを抱いたときは大概NG。写真から妙な色気が漂ってしまう。 音楽もそうだけど、どうだ、上手いだろう?みたいな演奏は耳障りだ。表現者の手元を離れ、受け手の前に出された作品がすべて。送り手の思いはできるだけ少ない方がいい。 そういう意味で、無垢な子供の心と、達人の境地は似ているかもしれない。もちろん、僕の写真は前者の域を出てないけど。