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As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

秋田美人

 先週末、医学教育セミナー受講のため秋田へ。これで、5月の週末休み返上3週目に突入(笑)。前回秋田を訪れたのは2001年、その時は岡山空港〜羽田経由〜秋田空港と飛行機を乗り継いだんだけど、今回は岡山〜新大阪〜伊丹経由で秋田空港へ前日入り。空港に到着すると、印象的なポスターが目に飛び込んできた。
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 写真家の巨匠:木村伊兵衛が1953年に撮影した「秋田おばこ」をデザインしたもので、モデルは当時19歳の柴田洋子さんとのこと。今から60年前の作品だけど、いつの時代にも美しい人はいるもんだなあ・・と感心。
 その後、空港内のレンタカーカウンターへ。女性が受付をしているのはわかるけど、実際に配車されるところまでハイエースを運転して連れていってくれたのはうら若き女性。そして、レンタカーの説明をしてくれたのも別の女性。これは、県外者に対する秋田美人ジェットストリームアタックガンダム好きにしかわからないか・・)か?と思ったほど(笑)。
 空港周囲は新緑が綺麗で、北海道ほどではないものの、一般道は空いていて信号もない。なので、気持ちのいいドライブになった。しばらく車を走らせて立ち寄ったのがこちら、水深423mと日本で一番深い湖である田沢湖
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 写真上は、田沢湖の湖神といわれる「辰子姫」を祀っている御座石神社の鳥居。辰子伝説というのは、類まれなる美貌を持った辰子という女性が、その若さと美貌を保ちたいと願掛けをしたところ、観音さまから山深い泉の水を飲むようにお告げがあった。辰子がその水を飲んでみると、より口渇感が強くなり、そのうち身体が竜へと変身していった。これは願掛けの報いとわかった辰子は、田沢湖に身を沈め、その主となった・・という、いわゆる竜神伝説。まあ、美人というのは古今東西罪なものだね(笑)。
 ここから湖畔沿いに進んでいくと、舟越保武作の有名な「たつこ像」がある。観光名所ではあるけど、デンマークコペンハーゲンの「人魚姫像」を見たときのようにがっかりするんじゃないかなあと思って、実はあまり期待していなかった。しかし・・・
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 実際に見てみると、何とも言えずイイ!ただの銅像であることはわかってるけど、見る角度によって様々な表情を見せる。そして、湖面と空のブルーを背景にブロンズのゴールドがよく映えている。ちょうど太陽の光が差し込むと全身がキラキラ輝いて、一種神々しい感じもする。アイドル・タレントを激写する追っかけカメラ小僧みたいに、銅像相手に思わず何枚も角度を変えて写真を撮っちゃったほど。これもいわゆる秋田美人アタック?(笑)
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 田沢湖畔にいる間は晴れ間が覗いていたけど、その後は徐々に曇天に。雨が降らないうちに、今宵の目的地へ向かって再び車を走らせたのでありました。