ちゅうぎんまえジャズナイトが終わって今日で5日目。早めに振り返ってみないと！
今回の出演者二組は、外部から見ると意外な組み合わせだったと思います。どのようにキャスティングを決めたかというと？まずは、Mitatake（ミタタケ）から・・・
Mitatake（ミタタケ）の二人は、昨年のジャズmeetsアートの時、銅版画家の山本容子さんが連れてこられたんですね。
最初に山本容子さんからその名前を聞いたときは、誤植じゃない？って思いましたけど（笑）。ギターの見田さんの「ミタ」、ブルースハープの佐野岳彦さんで「タケ」。合わせて「ミタタケ」です。「コブクロ」もそうですよね。小渕さんと黒田さん。ジャズmeetsアートの時は、ジャズのスタンダード曲を主に演奏していて、佐野さんのブルースハープ（ハーモニカ）と、見田さんのアコースティックギターが何ともいえない雰囲気を醸し出していました。
これは、Mitatake、山本容子さん、山下洋輔さんの記念写真です。4人ともいい顔してるでしょ？
ステージ裏で佐野さんのハーモニカをパチリ。その時に、これは次回のOJFに出演してもらわねば！と思ったわけなんです。
今年の3月になって「ちゅうぎんまえジャズナイト」への出演交渉すると、あっさりOK！もちろん、本人たちとその後会ったわけでもなく、すべてメールでのやりとりです。だから、比較的交渉は簡単に済むんだけど、現実感に乏しいというか・・・10月12日、本当に来てくれるんだろうなぁぁ？って少し不安でしたけど（笑）。
当日、午前11時頃、岡山駅にロブ・ベニオンのお迎えに行ってるころ、見田さんから電話が・・
「あの〜、車が渋滞してて〜、ちょっとリハーサルに遅れそうなんですけどぉ・・」
「え〜？そうなんですか？ところで、今どこらあたりです？」
「あ〜、今、京都を通過したところです！」
「え？京都？？」
「でも、3時くらいには着けると思います！」
「よろしくお願いしますね」
彼らは前日浜松でライブをして、その後車で移動してきているというわけ。しかし、ずっと強行軍で車の運転をして、着いたらすぐにライブとは・・・若いって素晴らしいですよね（笑）。
見田さんの言うとおり、3時ぴったりに中銀前へ到着し、すぐにリハーサルを行い、そうこうしていると開演時刻の6時半が迫ってきました。
司会のHさんと打ち合わせをして、オンタイムでいけますかね〜って話をしながら楽屋を覗いてみると、Mitatakeの二人がいない！！ステージ脇やら裏やらあちこち探し回ったけど、やはりいない！
これは、困った・・あと5分くらいしかない・・・と思って、もう一度楽屋テントを覗いてみると、二人が並んでパンを食べてました（笑）。
もう〜、人騒がせなんだから！！と思う間もなく、すぐにステージ上へ・・
さっきまでパン食ってた人とは思えないくらい落ち着き払って、なおかつムーディーな演奏。やるなあ、Mitatake！と思いつつ、演奏に引き込まれていきました。
演奏後のサイン入りCD販売も盛況で、「演奏、よかったよ〜！」って二人に声かけて一緒に記念撮影しました。
「いーんちょー、また呼んでくださいよ〜」ってね。今後、成長した二人と、また会ってみたいなーって思いました！
