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Oui! Friends..

As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

OJF11ちゅうぎんまえジャズナイトREPORT  

 昨日は足元の悪い中、沢山のお客様に「ちゅうぎんまえジャズナイト」へお越しいただきありがとうございました!台風17号が接近しており、最後まで滞り無くライブを行うことができるかどうか若干不安視していましたが、最終的にOJF晴れ男の気合勝ちで(笑)、無事終了することができました。時折小雨が降る天候ではあったものの、通算11年の「ちゅうぎんまえジャズナイト」で最も多い観客動員数だったと思います。これもOJFを支えていただいている市民の皆様、そして関係各所のご協力があってのことです。スタッフ一同、改めてお礼を申し上げます。
 さて、天候面で色々とご心配いただいた今回の「ちゅうぎんまえジャズナイト」のレポートを早速お届けします。

 まずは、今年のOJFオリジナルTシャツを。スタッフにも当日配布され、僕と事務局長のYさんがモデル。前面にはOJFオリジナルロゴ、背面にはOKAYAMA JAZZという文字がプリントされてる一品。一枚2000円でグッズ販売中。

 午前9時半に男性陣は集合し、1時間程度で会場セッティングを完了。いつもの中銀本店前広場が「ちゅうぎんまえジャズナイト」へと変貌していき、徐々にテンションが高まる。

 午後になりミュージシャンが到着。サウンドチェックの後、午後3時から仲田美穂&コラソンラティーノのリハーサル。ピアノ:仲田美穂、トロンボーン:佐野聡、ベース:高橋ゲタ夫、ドラムス:美座良彦という豪華メンバーが勢揃いし、リラックスした雰囲気でリハーサルが進む。ゲタ夫さんの音作りに対するこだわりは半端無く、何度もベースアンプのイコライザーセッティングを調整してた。佐野さんはトロンボーンばかりではなく、フルート、ハーモニカ、指笛(笑)と様々な技を繰り出して、リハの段階から会場を盛り上げる。

 対象的に緊張していたのがカルメラの面々(写真中左上に勢揃い)。尊敬するコラソンラティーノのメンバーを前にして、皆が神妙な面持ちでリハーサルを聴いてた。彼らは皆礼儀正しく、音楽に対して凄く真面目。

 コラソンラティーノ&カルメラのセッションリハ。カルメラのホーンセクション隊を優しく指導する佐野さん。リハが終わっても、カルメラの各メンバーはステージ脇で練習を続けてた。

 カルメラのリハーサル。息のあった演奏で比較的おとなしく感じたけど、すぐに思い直すことになる(笑)。

 定刻の午後6時半に開演。イス席は6時頃から満杯。ステージ周辺は立ち見客で埋め尽くされる。カルメラの登場とともに一挙に会場はヒートアップ。激しいアクションでソロをとるホーンセクション隊がどんどん盛り上げていく。リズムの切れもよく、ステージ脇で聴いててもノッてくる感じ!1ステージ目からアンコールの声がかかるのも初めてで、メンバーに一曲どうぞと声をかけた。

 そして、仲田美穂&コラソンラティーノ登場。さっきまでの熱い雰囲気の中を爽やかな風が吹き抜けていくような演奏。

 1年前のルネスホールステージでも思ったけど、仲田美穂さんって華やかなオーラを持ってる。ピアノを弾いてる姿が本当に美しい。思わず、うっとり見惚れてしまう。ちょうどこの頃、少し雨脚が強くなったんだけど、お客さんは全く減らない。

 ステージ前ばかりでなく、ビアガーデンスペースの方もそう。OJF女子部が作ったオリジナルビーフカレーも予想以上に売れてたし、お客さんは皆、傘をさしてお酒を飲んでる!これにはビックリ。ステージ前スペースは超満員だったので、こちらからステージは見えないんだけど、生演奏を聞きながら思い思いのスタイルで音楽と共に楽しんでる。岡山の街も成熟してきたなあと感じた。

 そして感動のラスト。リハで懸命に練習してた成果か、コラソンラティーノとカルメラのセッションで会場のボルテージは最高潮に!仲田美穂さんの声かけに応じて、皆総立ちで踊っている!こういう光景を見たのも初めて!まさに、台風来襲を吹き飛ばしたような「ちゅうぎんまえジャズナイト」でした!!