鹿児島に来て、是非行ってみたいなと思ってたのが、大河ドラマ「西郷どん」のオープニング画面で映し出される美しい滝。そこは「雄川の滝」で、大隅半島南部にあるとな。それならば！と、いざ出発♪
鹿児島市から錦江湾を東側にぐるっと廻って陸路で大隅半島に入ってもいいんだけど、すっかり桜島マニアになったので（笑）、鴻池港からフェリーに乗船。進行方向左手には、ずっと桜島が見えててグー。
このフェリーの名物が「南海うどん」。乗ったら絶対食べるべし！と言われており・・
僕は、かき揚げうどんをオーダー（さつま揚げはどのうどんにも入っている）。
う〜ん、まあ普通に美味しいんだけど、讃岐うどんを食べ慣れていると、出汁・うどんのコシなど、ちょいと物足りないかなあ（笑）。
約40分程度の船旅を終えて、垂水港へ。ここは、先ごろ安倍首相が自民党総裁選出馬を宣言したところ。で、そこからひたすら海沿いの道を南下していく。
こちらは観光パンフレットにも出てくる「荒平天神」。海に突き出た岩山に菅原道真を祀った神社がある。きれいな景色だったけど、あまりにも日差しが強く、早々と退散し再び車を走らせる。お目当ては「雄川の滝」だったんだけど、途中に「神川大滝公園」っていう名所があったので立ち寄ってみた。
幅30メートル、高さ25メートルという大瀑布。これは大迫力！滝壺近くに行くと、水しぶきが飛んでくる。公園としても整備されており、ピクニックとかに来るとよさそう(^^)。でも、目的地はここではないんだ〜とばかりに、先を急ぐ。そして、ようやく「雄川の滝」駐車場へ到着。しかし、ここから・・
約1.2kmの遊歩道を歩いていかないと辿り着けない！南国の強烈な日差しが照りつける中、汗をふきふき進んでいく。
おーっと、そろそろかなあ。滝壺に流れ込む水の音が聞こえてくるぞー
そして、ようやく「雄川の滝」へ到着！うわ〜滝の水量が凄い！でも、あれれ？何か違うなあ？僕が思い描いていた光景はこちら。
【4K】Drone ドローン空撮 「雄川の滝」鹿児島県肝属郡南大隅町
そう、上のYouTube動画や「西郷どん」のオープニングで映し出されているのは、岩清水のような細い滝がいくつもあって、それがエメラルドグリーンの滝壺へしとやかに流れ込んでいるというもの。しかし、僕の目の前にはそれとは異なる豪快な滝が！そう、雄川の滝上流にはダムがあり、定期的に放水をしているらしい。折しも、僕が行ったときはちょうど放流の真っ最中で、水量マックス。そして、危険を知らせるサイレンまで鳴ってた（笑）。気を取り直して僕のイメージに近いあたりを撮影するも、日差しが強すぎて日陰になる滝壺にはiPhoneカメラの露出がなかなか合わない（悲）。
結局、上流のダムが水を貯めていると滝の水量が減り、なおかつ晴天で滝壺に日光がうまく差し込めばイメージ通りの風景になるわけね。これだけの条件を揃えるのは、晴れ男の僕でもさすがに難しいなあ（笑）。
1.2ｋｍの遊歩道を戻り、再び海沿いを南下。
錦江湾の対岸、薩摩半島の先にある開聞岳を遠くに臨みつつ・・
南大隅町の小さな漁港に到着。で、お目当ては・・・
秘境めしを求めて来訪者が絶えない「時海（ときみ）」というお店。南大隅町の沖合は、東シナ海と太平洋との境目にあたり、様々な種類の魚が採れるとのこと。地元の漁港でその日に水揚げされた地魚をそのまま海鮮丼として食べさせてくれる。
あまり聞いたことのない種類の魚ばかりでしょ？一日限定20食で予約必須の「時海丼」がこちら。
分厚いお刺身ばかりでご飯が見えな〜い(^^)。雄川の滝への徒歩往復で腹ペコだったのもあって、いっただきまーす！とばかりに食べ始める。ウン！これは新鮮で旨い！オマケにボリュームたっぷりで大満足(^^)。
そして、更に大隅半島を南下し・・・
本土最南端、佐多岬へ到達！北緯30度59分、インドのニューデリーや、エジプトのカイロと同緯度らしい。日本も南北に広いよね〜(^^)。
